コモド [DVD]
コモドドラゴンが人を襲う、というタイトルだけで誰もが想像できるストーリー。でもテンポも速く、展開もシンプルで、とっても楽しかった!!
B級と評するにはコモドがちょっと微妙な大きさです。もっと大きいとかえって怖くないかもしれないが、この大きさで襲ってくるシーンは妙にリアルな怖さがありました。
コモドのCGはレベルが高く、全体を通して暗めの映像も魅力的。
こういう映画だと、ジャケットがうっとりするくらいステキなのに、中身がスカスカというパターンが多いのですが、これはまさにその正反対。
安っぽいジャケットですが、映画は魅力的な動物パニックアクションです。
おすすめ!!
マーラー:交響曲第3番
この曲は第1楽章冒頭のホルンのユニゾンと第6楽章で管楽器の全合奏で終わるところが大好き!という人が多いのでは?(朝比奈さんも最後が好き、と言っておられましたよね) 最初と最後に限ってはマゼールとウィーン・フィルはかなりいいと思います。冒頭のホルンはさすがウィーン・フィルと思わせる、ピッタリ合った力強い響き。全曲の最後の、管楽器群による遙かに抜けるような弱音の広がりもすばらしい。グワーンとかなたへ突き抜けていくような感じがします。マゼールはこういうところはほんとテクニシャンだと思いますが、全体にテンポがのろいので、2,3楽章あたりは少し中だるみ気味で退屈なところもあります。この曲の最初と最後にこだわる人はぜひ買って他の演奏と比べてみるといいと思いますよ。