龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ)
映画化されたこの物語を、2歳のときに映画館で観ました。
「お母さんがかわいそう」と、幼いながらに悲しみで胸が押しつぶされそうになったのを覚えています。
「自分以外の誰か」の気持ちを思いやる心を、生まれて初めて芽生えさせてくれた物語です。
まんが日本昔ばなし(1)
子供時代、誰しも一度は見たであろう(年代によるだろうけど)日本昔ばなしのCD版。テレビでのあれがそのまんまCDになってます。「日本昔ばなし」世代の人間なら、聞いてるだけで映像が頭に浮かんでくることと思いますが、まんがの音声をCD化しただけなので、あの番組を見たことのない子供たちには情景がうまく伝わらないところもあるようです(なので星は4つ)。オープニングソングがフルバージョンで入っていて、「実はこんな歌詞だったのか!」とちょっとびっくりしました。エンディングソングの「熊の子見ていたかくれんぼ・・・♪」も、ちゃんと入っています。子供の頃を思い出し、すごく懐かしくなりました。
やまたのおろち (復刊・日本の名作絵本)
日本神話の中でも特に代表的なお話でが、写実的な文章と素朴でダイナミックな挿絵が素晴らしいです。
おろちが来る瞬間は特にスリリングです。5歳の息子は暗闇でおろちの目だけが赤く光っている頁を何度読んであげても、息をのんで見つめています。おろちの息遣いが聞こえてくるような迫力がありますよ。
まんが日本昔ばなしDVD-BOX 第2集 (5枚組)
他の方々がお怒りの高額販売については自分も憤りを覚える。
が、相手も商売、それはもう仕方がないと諦めた。
事実、売れている。(少なくとも第1集は。あとが不安だ)
対して話数の入っていないディスクが1枚ずつトールボックスに
入っているという邪魔っぷりも、小さいお子様のいるご家庭に
配慮したと理解しよう。
何しろ、作品は文句なしに良いのだから、出してくれただけでも
御の字だ。 そこに良心まで求めては罰があたる。
しかし、諦めきれないことがある。
エンディングは例の、にんげんっていいな〜、だけなのか!!!
確かにあれが一番有名だし、人気があるのだろう。
だが、他にも埋もれた良いエンディングはたくさんあった。
自分の最初の記憶は、ぐるぐるぱっぱーぐるっぱ〜、だ。
そして、一番心に残ったのは、あっという間に消え去った河童の登場する物がなしさ漂う
夕暮れすすきや赤とんぼ〜だーれにとどけとうたうやら〜、だ。
最終巻のおまけ特典でいい。
全エンディングの収録をお願いします!!!!!!