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ウルトラマンコスモス 10周年DVDメモリアルBOX (期間限定生産)
あれから10年、平成シリーズ異色の作品が帰ってきました！
｢怪獣を殺さないウルトラマン｣というコンセプトで当時は騒がれ、｢そんなのウルトラマンじゃない｣といった声も挙がったりした。しかし劇場版も兼ねて、初回放送から観始め、いつの間にか人類と怪獣＝違う存在のもの同士の｢共存」を目指す姿勢に釘付けになっていた。
真の悪にのみしか拳を振るわず、命を守ることに奮闘する主人公とウルトラマンに共感を持った人たちも少なくないはず。むしろウルトラマン及び人間の在るべき姿勢をコスモスは物語の中で教えてくれました。
｢優しさ｣｢強さ｣｢勇気｣｢夢｣｢希望｣をここまで丁寧に伝えた作品は平成シリーズ中コスモスがダントツだと思います。
ただ、低予算なのか、特撮面などでの不満点は・・・
・戦う場所が建物の少ない平地ばかり
・悪意のない怪獣が多いせいか、さほど迫力がない
・再登場怪獣がやたら多い
・キャストの演技が芝居臭い
・コスモスの変身・技のシーンが使いまわし過ぎる
といったところですが、それでもファンの声に呼応して、放送延長のシリーズ最長65話＋劇場版3作という記録を生み出したのは、コスモスが初めてである。
当時の子供達が、今一度コスモスを思い出し優しい気持ちを持ち続けてくれていることを望みながら、観なおしてみるチャンスです。
サハラに死す―上温湯隆の一生 (講談社文庫)
上温湯隆という珍しい名前に興味を持ち、読んだのは小学生の頃だった。もちろん文庫ではなく、初めて出版された1975年である。もう、３０年も経っている。しかし、彼の旅に魅きつけられ、ワクワクした感じは、今も忘れない。
彼のサハラ横断というチャレンジ、それは悲愴感漂うものではなく、その先にある光を信じ、未来に向かって前進する、気高い魂の存在を感じるものであった。読後涙が出たのを覚えているが、それは彼の死を残念に思い、悲しかったからではなく、何故か彼がまだ旅を続けているように感じ、不思議に感動したからであったように思う。
彼は普通の青年であり、大人になろうとしていた。彼は、他の人が音楽に魅了されるようにサハラに魅了され、旅を続けた。彼は、普通に悩み、苦しみ、怒り、喜び、他のなによりも旅を、サハラを選んだ。命を燃やした男の子がそこにいた。特に、若い人は読んでみて下さい。
デュオU&U
友人にすすめられて買いました。私はほとんどの曲を知らなかったのですが、カバーというだけあってハズレがありません。加護さんの音域の広いやわらかい声と、辻さんの最近では珍しい太くて力強い高い声が印象に残ります。圧倒的な声量が心地よくて、子供だからと下に見てた自分が恥ずかしくなりました。同じ曲を何度も聴いてると飽きてしまうという人におすすめです。飽きがきません。ほんとに！
良質な作品だと思います。
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