スピリット・オブ・ヒーリング~バリ
バリっぽさは存分にあります。
ですが、やはり日本人が作ったバリっぽさ感は拭えません。
中途半端にPOPS感が出てしまっているので、本物のバリっぽさを求める人は
ちゃんと試聴してから購入することをおすすめします。
本物が好きな方にはこちらがオススメです。
→Bali
午後のボッサ~カフェ・ビートルズ
ビートルズの残した曲は、もうスタンダードで、どの曲ももう数えきれないくらいにカバーされつくしています。
で、確かに先のレビュワーさんの言う通り、原曲を超えるカバーはそうそうありません。でも、いいじゃないですか。
ボッサ風にしても、原曲の雰囲気が残るのが当たり前だし、それでいいんです。原曲はもちろん偉大だし、皆ビートルズが好きなんだから。
で、このアルバムですが、ボッサ風といっても曲調のバリエーションもあるし、とても聴きやすいアルバムでした。誰でも好きなカバーが見つかると思います。
自分なりの解釈の中に原曲への敬意が見え隠れして、「あぁこの人もビートルズ大好きなんだな」と共感してしまいます。
どの曲も完成度が高いですが、個人的に好きだったのはTr5、Tr9、Tr10、Tr11、Tr16、Tr17。音の温もりが伝わってくる、いいカバーでした。
なんとなく部屋に流しておくのにも、好きな曲を見つけて聴き込むのにも適した良いアルバムです。
天体戦士サンレッド 10 (ヤングガンガンコミックス)
いつも通りフロシャイムの怪人(の皮を被った善人)達とサンレッドの壮絶なバトルと
地味に実用的なヴァンプのちょっと一品が役に立つ一冊となっています。
今巻ではサンレッドが幼児退行してみたり、かよこさんに誤解されたり、
ブルース・リーに感化されてみたり、うっかり新フォームを披露したりと大活躍。
ファンならずともギャグ漫画好きにはお勧めの一冊です!
溝ノ口太陽族
太陽戦士サンレッドのアニメ版OP。
原作を知っている人はご存じだろうが、この作品はフロシャムとサンレッドの世界をかけた戦いの物語だ。
だが戦いの内容はぐだぐだ(拳一発で終わる)、敵の将軍が良い人、むしろ主人公の方が悪役っぽいという異色の作品。
当然アニメの内容もそれをいかんなく発揮しているのだが、何故かこのOPはどこかのヒーローアニメのOPのような熱血系の歌となっている。
だが一度聞いてみるとテンションの高さに埋もれがちで分かりにくいが、歌詞がヒーローものとは思えないほど庶民染みたものになっている。
実際、主人公も敵の将軍も庶民染みた暮らしをしているからまぁ当然と言えば当然なのだが。
いろいろとツッコミ所が多い歌詞ではあるが、ノリの良さと言い回しでとてもかっこいいと錯覚してしまう面白い歌だ。