アニメタルのベスト
今まで発売されたシングル曲を含むベスト盤。
オリジナルを忘れるほどのメタルアレンジには毎回感心するばかりだが、加えてメドレーアレンジも素晴らしく上手い。
テーマごとに分けられていて、しかもマラソンにはない曲もあるので聞き逃せない。
ほとんどの曲が有名なものばかりなので、マニアックなアニメタルマラソンはどうも・・・という人でも気軽に聴けるんじゃないでしょうか。
アニメタルレディーも収録されているのでお得ですよ。
トニーたけざきのガンダム漫画 (角川コミックス・エース)
「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたパロディ漫画。
画風はアニメ版およびコミカライズ版を担当なさっている安彦良和氏と似ているのがポイント。
本編のキャラクターは総じて運命に翻弄されているために、何かしら思い詰めた風があるのだが、こちらは底抜けに明るいのが特徴である。
ついでに書くと、キャラクターだけではなく表情も豊かな気がする。
パロディなので当然なのかもしれないが、画風が似ていることとあいまってギャップを楽しむことができる。
見るからにパロディな作品ではこうはいかないだろう。
「ファースト」を踏まえたうえでご覧になるならば、パロディOKという向きなら随所にしかけられた地雷にクスリと笑みをこぼすことになるだろう。
巻末に寄せられた安彦氏のミニ漫画も必見である。
玄関を開けたらアムロがいた、なんてあまりにもシュールではありませんか!
トニーたけざきのエヴァンゲリオン (角川コミックス・エース 113-4)
岸和田博士・ガンダム漫画大好きのトニーファンなので、見つけた瞬間即買いしてしまいました。
正直前作たちのように気持ちよく笑えるものではありませんでした。苦笑
どうしてもガンダム漫画と比べて〜となってしまうのですが、
ガンダムと比べて時代が近いのとテーマからか、エヴァ本作が明るい笑いにもってゆきづらいのかな;;と思ったりしました。
それをここまで下ネタ三昧に明るくやりきったトニー氏はえらいなあ、なんて思ってまいました。
貞本先生の絵が綺麗なので、似せるのは厳しかったのかな・・・・
途中からミサトさんがパルコに見えてきました。笑
王道感はありますが、「ネルフたん、ショー」は私も好きです。笑
トニーたけざきのガンダム漫画 2 (角川コミックス・エース 113-2)
このマンガを買うつもりはサラサラなかったんだけど、
書かれていたレビューを見て、
みんながそこまで言うなら…と、買っちゃいましたが、
うん、これは素晴らしいです。
トニーさんのネタ自体も面白いんです。とっても。
僕は電車で読んで、笑いをこらえるのに失敗して、
周りから相当、変な目で見られました。
しかもネタが濃いから、繰り返し読んでると味が出てきて、
また笑える、みたいな。一粒で何回も美味しいです。
と同時に、皆さんも言ってるガンプラの出来が素晴らしい!
これは、ネタは無視しても一見の価値あります。
ジオラマ作品集として見るだけでも楽しめます。
ジオラマ作るの好きな人、経験者などはぜひお薦めです。
しかし、これだけ作るのにどれだけのエネルギーが必要だったでしょうか…。
マンガがたくさん売れて、採算が取れる事を祈ってます。
ということで、この値段でこれだけの物を読めるんだから、
騙されたと思って買ってみて。
トニーさんありがとう!という気持ちで一杯です。
トニーたけざきのガンダム漫画 III (角川コミックス・エース 113-3)
久々の第3巻ですが、しかし相変わらずたちの悪い漫画ですなぁ。
悪質なまでに本家「ORIGIN」に似せた絵で、いじられまくるキャラクターたち。そして「フラウ・ボウ出撃」「レビル対デギン」「公王の杖が落ちる時」「ジオン訛りの人たち」など、果てしなくしょうもないギャグの数々。こっちまでバカになっていくようなベタベタなお笑いの世界が実に気持ちいいです。TV版の検証レポート漫画もツボをおさえていて楽しく、特にセイラさんのアメとムチについての検証は笑わせてくれました。
この「ガンダム漫画」としての(あくどい)面白さと存在感はおそらく「ORIGIN」と並べられて後々まで輝くでしょう。
気になったのは、最終話「脱出」のパロディが書かれていること。もしかしてこの漫画もこれで終わりということ?まさかそんな……
追記。何にせよ、セイラさんの乳首は描かれるべきであったと思います。