ムーヴィング・ターゲット
ロイヤルハントのサード・アルバム、『ムーヴィング・ターゲット』のリマスター再発盤です。今作品は名シンガーDC・クーパー加入後初のアルバムとなります。彼の何の不自然もなく繰り出される伸びの良い高音はロイヤルハントの楽曲に良く合っており、この時期が彼らの絶頂期だった事を改めて納得させてくれます。楽曲は2〜8までは普通の佳曲なのですが、徐所に疾走してくる1の『ラスト・グッドバイ』とDCの高音が最も炸裂する9の『タイム』がヤバ過ぎる!どちらもバックコーラスを導入した名曲で、アンドレ・アンダーセンのキーボードもシンフォニックに大炸裂してます!この2曲だけで購入動機は充分!
ショウ・ミー・ハウ・トゥ・リヴ
デンマークのシンフォニックメタル、ロイヤル・ハントの2011年作
1993年のデビューから、一貫してきらびやかなクラシカルメタルを標榜してきたこのバンド、
11作目となる本作では、なんと4th「PARADOX」以来となる、D.C.クーパーがバンドに復帰した。
前作の古き良きHR風味も好きだったのだが、中世を感じさせるようなSEのイントロから曲が始まると、
かつての名作「Moving Target」を思わせる雅やかなシンフォニックメタルが展開される。
チェンバロの音色なども含んだアンドレ・アンダーセンのクラシカルなシンセワークと、
これまで以上に様式美を感じさせるギターに、D.C.クーパーのマイルドな歌声が重なって、
これぞロイハンとファンの誰もが思うようなサウンドを描いてゆく。メロディの充実度も素晴らしい。
YOUNG GUITAR (ヤング・ギター) 2011年 07月号 [雑誌]
もうヤングじゃなくなった今でもチェックはしています。好きな雑誌です。だけど、980円って値段はどうなんだろう?高くないか? 自分が読み始めた24、5年前は500〜600円だったよ。あの頃と比べてサラリーマンの給料は上がってないです。 これ、学生さん達買えるのかな? まあ、若い人向けの雑誌にスポンサーが付きにくいのも分かるし、その若者自体減っているから単価を上げざるを得ないんだろうけど、DVDなんかはもっと安くあげられるだろうし、場合によっては無くたってイイと思う。会社にとっては甘い果実なのかな。