魁!!男塾 スタンダード・エディション [DVD]
主人公は桃だが、本当の主役とは秀麻呂のことだった!
脇役でしかなかった秀麻呂を敢えてクローズアップさせることによって、彼の成長を見守れると言う作品になっているのだった。
富樫の失恋もなんだかいい話だなと思えた。
江田島海軍兵学校―写真で綴る江田島教育史 (別冊歴史読本 33)
伯父深井良少佐は海兵72期で卒業後、霞空、百里空で訓練を受け、艦爆教官として宇佐空へ配置、戦況が悪化し練習航空隊解隊後、762航空隊攻撃501飛行隊に配属、鹿屋空、出水空、第二美保空を経て、終戦の年の5月11日に第九銀河隊として特攻しました。この本には貴重な当時の写真やカリキュラムが掲載されており、伯父達の学校生活がしのばれます。父母兄弟達の住む国を守るという国防への気概は、今日も江田島の幹部候補生学校、第一術科学校に受け継がれていると信じます。戦争は昔の物語でなく、ほんの少し前に実際に祖父、伯父、父達に起こった事実という事を思い起こさせる一冊です。
江田島海軍兵学校 究極の人間教育
戦後、海軍兵学校の卒業生が江田島で過ごした兵学校時代を回想した書物は沢山ありますが、本書が他と異なり興味深かった点を2点ほど挙げたいと思います。
1つ目ですが、著者の徳川宗英さんは大変ユニークなバックグラウンドをお持ちであることです。
徳川さんの生い立ちを簡単にまとめますと、1929年英国ロンドンに生まれる。田安徳川家第十一代当主。
兵学校解散後、学習院を経て慶応義塾大学工学部卒業。石川島重工業に入社、1995年退職。
つまり、徳川家の血を引く本物のサムライであるという事です。
「正真正銘の武士」が見た海軍兵学校が、大変わかりやすい言葉で書かれています。
2つ目は、最後の兵学校生徒(第77期)であったため、卒業はおろか、戦争にも行っていないという点です。
兵学校に入学後わずか4カ月余りで終戦を迎えたため、江田島での教育や生活にあまり否定的ではなく、当時の戦況なども含め、かなり中立的な見地から回想している点です。作品の全般を通して、著者にとって、江田島は良い想い出の方が多かったのだなと感じます。
暗い話題が続く内容だと、「あぁ、やっぱりそうだったのか。。。」と気持ちも沈みますが、そういった意味では本書の場合は、江田島教育の現代でも見習うべき優れた所にスポットを当てているため、こういう人たち(教育)が日本の戦後復興に一役買ったのだなと感心しました。
読みやすい内容で、数ある海軍兵学校の書物のなかでも、特に秀作だと思います。
色紙 [五省] 旧大日本帝国海軍訓示
五省は自分の部屋に飾っています。旧帝国海軍では、五省を毎日読んでいたそうです。
特に、軍事的・政治的意味合いなどはなく、自分の精神を高め自らを戒める とても良い
ものだと思います。 子供部屋などに置いて1日の始まりや終わりに音読させると良いでしょう。
硬派!男道・男歌
まず、この内容に見合ったジャケットということで、江田島平八を起用したことに拍手を送りたい。男たるもの、その心意気に惹かれるのだ。
内容は、はっきり言って、男臭い。が、それが実にいい。徳間ジャパンのCDだけに(?)一世風靡関係が3曲になったのは仕方ないが、哀川の兄貴の歌声はシビレる。また、このところ何かと話題の多かったガッツ石松氏の歌の上手さに感心。そして、室田日出男の「有難うございます」がたまらなくいい。でも、室田のオヤジが入っているんだったら、なんで志賀勝のオジキは入ってないんだ!そりゃ、寅さんは日本の象徴の一つだが、「男はつらいよ」を外して、志賀のオジキの「男」あたりを入れた方が、筋が通ったんじゃないかい?で、星を一つ減らしました。
ソニーから「男宇宙」という傑作アルバムが出たりして、「時代劇」「刑事(デカ)」ものの次は、もしかして「男」ブームが到来か?まだまだ、男気や侠気を感じさせるアーティストや曲はいっぱいあるから、第2弾やフォロワーを期待する!