EMOTION the Best 無限のリヴァイアス DVD-BOX
『無限のリヴァイアス サウンド リニューアルBOX』比べ、Bestだけあって、お買い得です。
『無限のリヴァイアス』は『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟郎監督、TVアニメは初監督の作品です。脚本は『機動戦士ガンダムOO』の黒田洋介。
是(旧虫プロ)を矢立の肇としてから、「あらたふと青葉若葉の日の光(サンライズ)」が見せ付ける天溟の調べは、全てを魅了します。
※松尾芭蕉『奥の細道』の一節「是を矢立の初めとして、行く道なほすすまず」(矢立肇)
※「あらたふと青葉若葉の日の光(サンライズ)」 『奥の細道』の句
『無限のリヴァイアス』は一話ずつ見ても文句の付けようがない完成されたアニメで、少年達の群像劇は感動しました。
『無限のリヴァイアス』は中学生の時、夢中で視聴したのを覚えています。
月日が経つのも早いものです。
十周年記念の本。新紀元社出版の『無限のリヴァイアス コンプリート アートワークス』もお勧めします。
プラネテス(2) (モーニングKC (778))
1年のほとんどを開発途上国で技術的な仕事をしてすごす僕には、いろいろと共感したり、自分の心のなかでうまく整理できずにイライラしていたことをわかりやすくしてくれるヒントをくれた本でした。
この本に共感できる人はあまり真人間ではないかもしれません。
”日本に帰りたい病”を患っているときに読むと副作用が激しいです。
平穏に耐え切れず、家族や友人、恋人、故郷との関わりを犠牲にしてでも、自分のモチベーションと欲求不満、好奇心(わがまま)を満たすために違う世界でしか生きていけない人間があなたの身近にいて、その人の気持ちが理解できないという方に読んでいただきたい作品です。
プラネテス(3) (モーニングKC (863))
この巻は、プラネテスファンの間でも評価が分かれるのではないだろうか?
SFとしての要素は希薄になり、ハチマキの内面が描かれてゆきます。
最後は、まぁ、ハッピーエンドですが、プラネテス第一部全体の中では異彩を放つ巻でしょう。
プラネテス(4) (モーニングKC (937))
第四巻、話はフィーを中心に回り出す。あれっ、ハチはどうしたの?と思う人もいるかも知れない。だけど、この作品には主人公はいないんだと思う。強いて言えば登場する全員が主人公。事実、誰もがその人の人生の主人公であり、全員がぶっつながりにつながってる宇宙そのものなんだろう。だが、99,99・・・%の人がその事に気付かず他者よりも優位に立とうとして自分で自分の首を絞めるような愚行に走る。「悔しいよなフィー。むかつくよな」だが、結局、今、目前にある事実と向き合うしかないんだ。たとえば、どこかの馬鹿がばらまいた宇宙のゴミを黙々と拾うこととかね。それをハチが言葉にするとこう言うメッセージになる。
プラネテス全4巻 完結セット (モーニングKC)
主人公がさまざまな葛藤を通して、生きていく物語。
読むたびに共感できる部分が違い、色々な発見ができる作品です。
途中に引用される宮沢賢治の詩も好きです。