ハンズ・オール・オーヴァー+2
MAROON5、大好きなバンドです。このアルバム、マットラングらしく編曲がうまく作り込まれていて、曲の完成度は高いです 。
が、曲が一人歩きというか、聴いている人を置き去りに突っ走ってしまっている様に感じます。
アダムレヴィーンのソロポップアルバムかと思うかの様に、バンドのエモーショナル感は消えてしまっています。プロデューサーのマットラングのアルバムは、こないだのニッケルバックのダークホースといい、古くはデフレパードのアルバムといい、ポップで売れ線で曲の完成度はすばらしいですが、ゆえにバンド感や心の琴線に触れる様なソウル感は消えてしまいます。ポリスのevery breath you take の様なメチャメチャ音薄いのに、心を引っ掴んで持ってってしまう様な曲も世の中には沢山あるのに・・・思うと、ちょっと残念でした。Maroonは、バンドにソウルの根っこはあり、2ndは、心に響く部分があって、確かにリズムもゆるく3rdより曲の完成度は低いですが、何回も聴きたくなりアルバムの完成度は個人的に上でした。マットラングとブライアンアダムスの18till I die はソウルと完成度両立出来てたのに。あれイマイチ売れなかったから、マット、いじけて今に至るのかも。
やっぱりMAROONはバンド主導でアルバム作ってくれ!!
ビルボードの為に魂売らないでーー。