うさぎとリザード [DVD]
ソン・ユリssiを「千年の愛」で初めて彼女を見たときは,「可愛い」だけで十分満足でした。
その後もずっと見守ってきましたが,「太陽を飲み込め」,「快刀 洪吉童」では主演をこなすなど,確実に女優として成長してくれていますね。
そして,チュ・ジホン監督の国内初作品の本作で待望の銀幕デビューを飾りました。
ピンクルという歌手グループ出身の彼女には,とかく“演技力不足”という風評が付きまとっていますが,本当に演技力が無いなら何本も主演級のキャスティングがされるはずはありません。見る人は見ているのです。
彼女は本作のインタビューの中で「大作ではないため,興行に対する重圧が大きくなかった」と述べていますが,これは謙遜でしょうね。
幼いころ米国に養子に出され,生みの親を探すため23年ぶりに故国を訪れた,メイという強い性格の女性役を,適度に共鳴させるしっとりとした演技でうまくこなしたと思います。テレビドラマで見せてきたは元気印のキャラよりも,密かに傷を抱えるキャラの方が似合うのではないかと思わせたことで,イメージチェンジはひとまず成功したといえるでしょう。
相方の男性を演じたのはチャン・ヒョクssiですが,治療薬もない不治の病で,心臓が2〜3秒間止まるという珍しい心臓病ミニジェスティン症候群を病むウンソルという役柄です。
痛みを持つ二人の愛がどのように描かれるか,ハンカチを用意してご覧ください。
最強☆彼女 [DVD]
ストーリーは、武術の後継者にして怪力で頑丈な女子大生のソフィが
大学生活と、先輩との恋(片思い)と、武術の存亡の危機とにあばれ
まわる、というもの。
監督はクァク=ジョエン監督。作品はご存知の通り「彼女」シリーズ。
「猟奇的な彼女 [DVD]」
「僕の彼女を紹介します [DVD]」
「僕の彼女はサイボーグ [DVD]」
なお、「彼女」シリーズのヒロインを選ぶポイントは、監督いわく、
「幼少時代を振り返り映画を作っている。強いことと、かわいいこと」
とのこと。監督、だいぶ時代を先取りしてたんですね。
今回の彼女も、もう、タイトルの通り、強いです。肉体的や暴力的な
観点では、おそらく人間としては最強でしょう。
残念なのは、ストーリーがとても脈絡が無な部分と予定調和な部分が
混じっていて、よく分からないこと。シーンだけ切り取ってみれば
十分に楽しめるのですが、それらを繋ぐものがなかなかないのが残念。
逆に、これを女子大生ソフィ(シン=ミナ)の思春期特有のうつろいと
とらえれば、楽しめるかも。
チャ・テヒョン (2) - THE [BU:K](ザ・ブック) / Cha Tae Hyun Vol. 2 - THE [BU:K] (韓国盤)
アップテンポの“Again To Me”を聴いて、歌手『チャ・テヒョン』に興味を持ち、購入しました。俳優としての彼は3枚目のイメージですが、歌手としての彼は歌唱力もあり最高です。期待を裏切らないアルバムで満足しています。中の歌詞カードの写真は3枚目のテヒョン君で、これもまたいいですよ。