グレイテスト・ヒッツ
1989年、NIGHT RANGERのベスト盤です。
NIGHT RANGERは、80’sを代表するアメリカン・ハードロック・バンドの1つです。
「キャッチーなメロ & 豪快なサウンドのRockチューン」「感動的なバラード」が大きな魅力です。
が、バラード “Sister Christian”の大ヒット(全米5位)を機に、
「Rockをやりたいバンド」と「バラードで売りたいレコード会社」とで、折り合いがつかず。。。
。。。結局、1989年に、一度、解散しました。(現在は、再結成して活動しています。)
で、このベスト盤は、デビュー(1982)から解散(1989)までの期間のベスト盤になります。
NIGHT RANGERの代表曲・ヒット曲は、この時期に集中しています。
選曲は、
Tr. 2,6,11 / from 1st 「Dawn Patrol」(1982)
Tr. 1,4,5,12 / from 2nd 「Midnight Madness」(1983)
Tr. 3,7,10 / from 3rd 「Seven Wishes」(1985)
Tr. 8 / from 4th 「Big Life」(1987)
Tr. 9 / from 5th 「Man in Motion」(1988)。。。で、レアトラックや当時の新曲はナシです。
Hard Rock系では、
tr. 1 "(You Can Still) Rock in America" , tr. 6 "Don't Tell Me You Love Me"
バラード系では、
tr. 5 "Sister Christian", tr. 7 "Sentimental Street”
。。。あたりは、80's アメリカンHRの名曲です。(他にもいい曲たくさんです! 検索・試聴してみて!)
まず、「NIGHT RANGER初心者」にオススメです。
特に、「80’s アメリカンHR・ファン」「キャッチー・メロ派」に、Good!です。
「NIGHT RANGERのCDを1枚持ちたい人」にも、最適です。
また、「Rock ギタリスト」にもオススメです。
Brad Gillisは「アーミングの達人」、Jeff Watsonは「8フィンガー奏法の達人」ですから。
(ベスト盤なので、「☆-1」させていただきました)
Greatest Hits
ファンならずとも1度は耳にしたことのあるヒット曲を並べた作品。
アメリカン・ハード・ロックの一時代を築いた彼らの曲を改めて聴いて’80年代の、あの頃が懐かしいです。
ただ、“ヤング・ガール・イン・ラヴ”など、外れてしまっている曲の中にも聴いて欲しい曲もありますが・・。
ジャパン・ツアー’83 [DVD]
83年12月、新宿厚生年金会館でのライヴ。実に楽しいライヴだ。それでいて、プレイの方は凄まじい程にうまい。ナイス・ガイとは正に彼らみたいなヤツのことだろう。当時の雑誌のインタヴューなんかもジョークばっかり言ったり、メンバー同士でいたずらばかりしてて、まるで家族みたいに仲がいいのがこっちにも伝わってきてた。メンバーチェンジなんて日常茶飯事の世界でコイツらだけはメンバーチェンジなんてしないだろうと思っていた。だが、今ではアランが去り、ジェフまでも脱退してしまった・・・。また、この5人でこのライヴみたいに楽しくて、熱いライヴを見せてほしい。
ジャパンツァー [VHS]
ナイトレンジャーの初来日公園ビデオ。(1983年12月13日・新宿厚生年金会館)グループ全体のキャラは天然ポジティブアメリカンなのですが、ギターのジェフ・ワトソンはちょっと貴公子、キーボードのアランは物静かながらも闘志をうちに秘めた雪山を愛する男といった感じです。(アラン着用の毛糸の帽子・サングラスからのイメージ)
バラード路線に入る前の2ndアルバム発売後のライブとあって、8割は切れ味最高の爽快感あふれるアメリカンロックでエンディングまで疾走します。このバンドの面白いところは、リズム担当(ベース・ドラムス)がリードボーカルを執ることにより、メロディ担当のギター・キーボードにハイライトが集中することなく、メンバー全員にスポットが浴びるシチュエーションを演出していることです。
ファーストアルバムを聴いた時、ギターサウンドがエドワード・ヴァン・ヘイレンに似てるかなと思いましたが、やはりジェフもブラッドもライトハンド奏法を巧みに奏でていました。エドワードが確立したライトハンド奏法ですが、この二人は見事自分たち独自のギターワークとして採り込んでいました。ジェフの前後左右に体を動かしながらの演奏は、とてもダイナミックであり華麗でした。ブラッドが2メートル近くもあるセットから飛び降りてきて、怪我ひとつなく平気な顔で演奏しているシーンは驚きでした。キーボードのアランですが、”RUMOURS IN THE AIR”のイントロの演奏で長身の体を丸く屈めて、時折自転車をこいでいるようなスタイルが、とても強く印象に残ってます。美しくメロディアスな演奏は言うまでもなくハイグレードです。エンディングは星条旗をバックに、”ROCK IN AMERICA”でアメリカのライブ会場にいるような気分に。
ロックはライブを見に行くのが一番ですが、それが出来ない方はビデオやDVDなどの映像を見ることでライブ会場に行った雰囲気が味わえます。アラン在籍時のこのビデオはナイトレンジャーのメディアの中で最高だと思われ、DVD化が待ち望まれる1本です。
Pure 80's THE DVD [Import]
80年代に大ヒットしたビデオ・クリップ集です。
ティアーズ・フォー・フィアーズ、ビッグ・カントリー、ダン・ハートマン、
エイジア、ナイト・レンジャー、スイング・アウト・シスター、ベルリン、
他・・・ヒット曲が揃っていてお勧めです。
リージョンフリーなので日本のDVDプレーヤーやPS2で観れます。
収録曲:
The Buggles / Video Killed The Radio Star
ABC / The Look Of Love
Tears For Fears / Shout
Big Country / In A Big Country
Dexys Midnight Runners / Come On Eileen
Dan Hartman / I Can Dream About You
Asia / Heat Of The Moment
Night Ranger / Sister Christian
Swing Out Sister / Breakout
Animotion / Obsession
Berlin / No More Words
Level 42 / Something About You
Squeeze / Tempted
Tears For Fears / Everybody Wants To Rule The World