陰獣 [DVD]
前半はハラハラしますが、Act2からグイグイとストーリーに引き込まれていきます。
日本ではほとんど話題にならなかった作品ですが、フランス映画として良くできていました。
日本では、成人映画のような売り方ですが、実はちゃんとした映画です。
BROTHER [DVD]
北野武の映画は話のリズムや間がまるで音楽を聞いてるように入りやすく、見やすい。
世界観、最高です。
テレビでしゃべっていた時の北野武とはまったく別人。
まったく別として見ないとダメだなと思います。今の日本映画みたいに泣かす、恋愛映画には寒気がするなか飾り気や誤魔化しがなく、バリバリのヤクザ映画のようで一味も二味も違う。
観るべき!
外事警察 [DVD]
外事警察とは刑事事件を扱う警察ではなく、外事つまり海外に関する事件を扱う警察であり、この作品ではテロリスト対策の部署である。
日本においてテロリストの破壊活動を事前に防止する活動は盗聴、観察と民間の協力者からの情報で成り立っている。この作品ではテロリストと思われる人間の尾行、日常の監視が中心に描かれ、特に協力者との関係が丁寧に描かれている。作品中にも「協力者と運営者は特殊な関係になければ成り立たない」という会話があるが、心身ともにシンクロした関係にあるところがリアルだ。派手な銃撃戦が多くなった最近の刑事ドラマとは異なり、地味な盗聴、尾行を逆に緊迫感ある描写でグイグイ引きこむころが魅力的。
警察内部の派閥抗争、日米の政治的な駆け引き、警察官僚と政治家の関係等様々な伏線も用意されており単なるテロリストVS警察という構図よりも複雑でしかも面白みをました展開が良い。ただ、後半日米の駆け引きが中心となってからは、テロリスト側の強硬な姿勢が軟化してきて拍子抜けとなって残念だが、協力者と外事の運営者の緊迫感あるやり取りが何とかその辺を補っていると言ってもいいだろう。
俳優人は映画「クライマーズ・ハイ」のズー子役の尾野真千子が主役級の外事四課の新任捜査員役を演じているだけでなく、外事四課員に同作品で御巣鷹山に登った神沢役を演じた滝藤賢一や幹部に遠藤憲一、1話では田口トモロヲや住本(渡部篤朗)の父親役に堀部圭亮と映画「クライマーズ・ハイ」の面々が中心的な役割を占めている(キャスティング担当の趣味の一致か)。
特に女優人の演技は秀逸。尾野真千子は出来ない新人から冷酷さを持つようになる成長を見事に演じているところや協力者になる石田ゆり子の揺れ動く心の演技は素晴らしい。また、田中真紀子に似せた官房長官役の余貴美子もなかなか良い。
最近の民放では観られない緊迫感あるストーリー展開と映像が最高の作品だ。
刑事マガジン V (タツミムック)
相棒ファンの方はもちろん、川原和久さんファンの方にもオススメの1冊です。(川原さん目当てで買いました…。)
川原和久さんと寺脇康文さんとの対談は亀山と伊丹の関係の変化についてがメインで、二人の関係が変わって来ているのが見えるエピソードがどの回か具体的に挙げられており、相棒ファンとしても十分に楽しめました。
写真も素敵な物が多いです。
特に見開きでの川原和久さんと寺脇康文さんのツーショトは、すごくカッコイイです。
発行当時なぜ買わなかったんだろうと後悔しましたが、状態の良いものが古書で購入できて満足してます。
ローグ アサシン DTSスペシャル・エディション [DVD]
ジェットリーが好きなので見ましたしたが、ネタばれために深く書きませんが
あの正体、あれで納得できますか?
ま、ジェットリーが好きでなければ敢えて見る必要はないような気がします。
後は、あー、外国人が思ってる日本人ってこんなんなんだって感じです。
中華風日本人、もうちょっと調べてほしいですね。