Rubicon Beach
P・K・ディックはポップな感じが魅力的で、残酷な描写があってもあまり読み手に痛みは伝わらないのですが、この小説は、ディックに似た感性でありながら、非常に痛い。そして、ディックのようにカラッとしてなくて、ジトジトと暗く湿っている。
ホテルで過ごしてる間にあっという間に時が何十年も過ぎてしまうさりげなさに、ゾッとしました。
ルビコン・ビーチ
P・K・ディックはポップな感じが魅力的で、残酷な描写があってもあまり読み手に痛みは伝わらないのですが、この小説は、ディックに似た感性でありながら、非常に痛い。そして、ディックのようにカラッとしてなくて、ジトジトと暗く湿っている。
ホテルで過ごしてる間にあっという間に時が何十年も過ぎてしまうさりげなさに、ゾッとしました。
ルビコン―共和政ローマ崩壊への物語 (INSIDE HISTORIES)
歴史ものは好きなので、大抵の本は読んでいます。手放しでベタ褒めなレビューばかりが見受けられますが、私はちょっと翻訳に不満が…。口語体、文語体がごちゃごちゃ混じり、逆にとても読み辛かったです。別に堅苦しい文章がいいわけでは決してありませんが、文体を統一しないと中途半端なものになってしまいます。おそらく原文に比べ、格調高さは数段落ちてしまっていると思います。わかりやすい文章にしたかったのかもしれませんがこれは…。それに文語体にしても、わかりやすく面白く読み進めていける作品は他にたくさんあります。この本を読んだ他の人にも聞いてみましたが、似たような意見でした。
なぜこんな内容なのか気になったので、試しに翻訳者の翻訳した他の著作を見てみて納得しました。がんばって原文を読みたいと思います。
Rubicon / American Dreams (Reis)
かれこれ20年以上も昔、知人にRubiconの曲をカセットに入れてもらい、すり減るほど聞き込みました。私は趣味でBassを弾くモンで、必死でコピーした記憶があります。LPレコードを探しましたがなかなか見つからず、あきらめかけていたときに待望のCD化!!初めて大量にRubiconを聞きました。
個人的には、Balladはいりませんね。。ノリノリのChopper Bassがあれば何もいらん! 最高にかっこいいです。