ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【通常版】 [DVD]
私はアニメファンではありません。従って、そういう視点での感想になります。でもEVAに関してはそういう方も少なくないと思うので拙文掲載いたします。
90年代の一連の「エヴァンゲリオン」と、この21世紀の「ヱヴァンゲリヲン」は異なる性格を持った作品群です。映画に例えていうと、前者はゴダールやキューブリックの作品のような所があり、後者はスピルバーグじゃないかと思います。つまり、両方とも優れた作品ですが、『アニメ』とか『映画』とかいう枠を逸脱してしまう斬新さは前者にのみ求められます。造型から演出まで「何じゃコレ!?」感が圧倒的に強く、またその内容が心理学やオカルトとも絡めやすい事もあり、当時の識者達が好んで評論の対象にしました(意地悪くいうと、一般オタク層だけでなくインテリ層まで取り込んで評価を高めたのか、と。)。一方、後者は今までのアニメの世界観を愛する人達を大切にしているように思えます。造型や演出は洗練されて丁寧なものになっています。ただ、その分だけ予定調和です。ストーリーもご都合主義な後付けが目立ちます。
一例を挙げます。使徒のデザイン。前者でのそれは殆ど滑稽ともいえる形態/発想がかえって未知に対する恐怖を絶妙に表現していたのに対し、後者はブラッシュ・アップされ戦闘モノという枠の中にうまく収めたな、という感じがします。
また、そういう御託とは別に。本作では、「今は毎日楽しいし、そういう楽しいって感覚はいいゼ!」みたいなメッセージを庵野監督が発しているように感じました。そういうポジティヴィティも良いのですが、やはり個人的には、何かを徹底的に追いつめていくようなスリリングさを持っていた旧作群に惹かれます。ただし、新作品群の今後次第です(本作の評価も同様)。「破」のラストにはフックがありますしね。
新世紀エヴァンゲリオン バトルオーケストラ PORTABLE(通常版)
こちらは、プレイした感想を簡単に述べます。
買うか考えている人は、参考にしてください。
まず、問題点としては
◆瞬間移動(ガード+移動キー)・倒れた状態で
転がった時、相手を貫通できないため、
囲まれると抜け出せなくなる。
(A.Tフィールドでも使わない限り、はめられる)
◆PS2版では、機体同士被らなかったのに
こちらでは被る⇒攻撃が当たらない
◆攻撃範囲がおかしい
◆重い(4人対戦となるとフリーズ寸前)
◆動きが硬い。
◆難易度が明らかに高くなっている。
◆バグが多い。
…という感じです。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 (EVANGELION:1.11) [Blu-ray]
こちらの作品はDVDで購入済みでしたが、新劇場版『破』をBlu-rayで購入したため半年近く悩んで『序』Blu-rayを購入しました(笑)。
圧倒的な映像美。Blu-rayとDVDを見比べると思っていた以上にBlu-ray画質良いです。Blu-rayが見れる環境なら買って後悔が無いと思います。
予想外だったのが音の良さ、音もDVDより迫力がある様に聞こえます。
TV版エヴァも良かったですが、新劇場版の一般にも見やすいヱヴァが大好きですので早く映画続きやらないかな〜。
LMHG 新劇場版 エヴァンゲリオン 零号機 (新世紀ヱヴァンゲリオン新劇場版)
プラモデルをまったく作ったことのない初心者ですが、説明書通りに満足いくものを作ることができました。元々のパーツに色がついてるため、普通に完成させるだけでもそれなりのものですし、さらにカラーリングを行う人のために説明書にカラーリングガイドが載っているのも親切だなと感じました。
不備パーツがありましたが、送付してから数日で謝罪文とともに送ってもらえたので、好感が持てます。
ただ、小さなパーツでサイズが合わないものがいくつかあり、ルーターを使って削ってはめる必要がありましたので評価は星4です。
いろいろな箇所が稼働するので、エヴァンゲリオンファンの方にはおすすめしたい一品です。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 オリジナルサウンドトラック SPECIAL EDITION
従来サントラというものは、たとえ楽曲が気に入っても、音が痩せているというのか、スカスカしているというのか、所詮、映像・セリフ・交換音とあわせて成立するシロモノだと思っていました。所が本作は音が分厚い!それも道理で、インストによれば二つの楽団に演奏させて重ね焼きするなどというリッチな作品づくりをしているとの事。一部三重も有り。またソロパートもそうそうたる実力者揃い。更にテレビ版からの定番曲は同じメンバーが演っているものだから、油ののりきった演奏です。
過去サントラに裏切られた方、安心して御購入下さい(笑)