月刊吹石一恵 (SHINCHO MOOK)
DVDのFUKIISHIを観たときにも、
「この美しさはもはや人間を越えておる。きっと妖精に違いない」とか思ったが、ちょっとアダルトなムードの今作でもやはり美しい。
前作がお花の妖精さんなら、今作はお風呂の精霊さんです。精霊さんご降臨ー。
山で襲われているような姿だったり、お風呂で完全に下着が透けていたり…これまで露出を控えていた彼女とは思えないような過激な写真があって、月刊シリーズの中でも一番の話題作といっていいのではないでしょうか。
ただ全体的に雰囲気が暗めなのは好みが分かれそう。個人的には、お墓の前の写真は美しさは感じても、愉快な気分にはなれない。あと、間に挟まれているポスター?に全く印象に残らない写真を並べているのはもったいない。
FUKIISHI―吹石一恵写真集 (ヤングサンデーブックス)
当時僕は中学生で、テレビを観て初めて吹石一恵さんを注目してました。それでしばらくしてからこの写真集の発売を知って、その時この写真集を買いました。中学生と言ったら思春期だったのでこの写真集を観ながら友達と一緒に色々な妄想をしていました!友達にこの写真集を貸しました。友達はこれで何回も抜いたと言っていました!(笑)この写真集を観た時に吹石さんのおっばいを観て我慢が出来ずに3回程抜きました!吹石さんはこんなにもデカイオッパイだったんだというギャップでした!当時はマセガキでしたね!(笑)でもこの写真集は必見です!
山田太郎ものがたり [DVD]
原作のマンガは読まずにテレビのドラマを観ました。物語の設定のさまざまな点が、まったくもって現実離れしていて、最初のうちは「あり得ない」と思いながら観ていましたが、いつの間にか、毎週観てしまいました。「世の中、金で幸せは買えない」と言葉で言えても、実際にそのように割り切ることの出来る人はほとんどいないだろう。(私にも無理。)でも、この物語は、まさに、その言葉を描ききっている。それを受け入れられるのは、「あくまでもテレビの話」と割り切って観ているからだろう。でも、そういう虚構という壁を乗りこえて、観ている人間に何か「あたたかいもの」が伝わってくる。弟妹たちの「あんちゃん!」という呼びかけに、まったく作為がなく、きっと撮影の裏側でも二宮さんと弟妹たちは深い信頼関係を築いた上で演技に臨んでいるのだろうなあ、と思う。「太郎の家族(特に弟妹たち)に対する思いやり」、「弟妹たちの太郎に対する思いやり」がとても良いバランスで映し出されて、観ていて不自然さを感じさせない。櫻井さんの演じる御村は、一匹狼的で、どこか斜に構え、年齢のわりに冷めた高校生だが、いつの間にか太郎のペースにはまり、人と人の繋がりの大切さを実感して行くようになる。彼の、普段は抑圧されている「茶目っ気」と言うか「いたずら心」から起こす言動が、事態を引っかき回す原因になるのも見物。それと、最初は太郎に対して持った好奇心が、友情に変わり、いつの間にか、彼が太郎にだけ、喜怒哀楽(それは一人っ子で、ませた子供であったがゆえに感じる彼の寂しさ、太郎の毎日に対する羨ましいと思う気持ち)を見せるようになり、太郎を客観的に見つめ、太郎が迷うときには最大の理解者となってい行く変化も見物。彼、御村の、「お前に会えて本当に良かった」とかいう、エアーギター・コンテスト直前の言葉がちょっとわざとらしかったけれど(二宮さんと櫻井さんではこなしてきたドラマや映画の本数が違いすぎて、比較するのは酷か?)、でも、あれはあれで説得力があった。太郎の、「あんちゃんがアメリカに行かないのはみんなと一緒に居たいからだよ、(お前たちの)せいじゃない」という言葉、「それじゃあ、おうちに帰ってハンバーグ食べようか」と言って幼い弟妹の手を握る演技は、彼の本当の性格が現れているのではないかと思わせるほど自然だった。(お寺の境内を出るときに福引券をくれた「師匠」(柴田さん)に、子供たちが「ありがとう」と一言いってくれていたらもっと良かったが。)
とにかく、家族って良いなあ、友達って良いなあ、と実感させられました。(でも、あくまでも、真剣に観るものではなく、楽しむものです。)