Room Of King DVD-BOX
水嶋ヒロが「フツーの男の子」をとてもキュートに演じています。きっとこの役、素顔の彼に近いのでは?演技がとても自然です。メイちゃんの執事で水嶋ヒロファンになった人にはとても新鮮だと思います。
このドラマ、放送時は視聴率があまり良くなかったようなのが不思議です。ドラマのストーリーはこれまでにないシチュエーションで面白いです。大宮エリーのワールドが展開されてます。キャストも曲者揃いでキャラが立ってるし、映像・音楽も小洒落てて良いです。
またやっちゃいました、勘違い、早とちり。CDのLiving Room TourがすごくよかったのでとDVDも買おうかなとは思ったけど、日本盤は高いし輸入盤はリージョン1みたいだし、なんて迷ってたんだけどリージョンオールのプレイヤー購入したのを機に輸入盤を買いました。CDと同内容のDVD版だとばっかり思って観てて、やっぱり映像が付くと音の印象も大分変わるなとか思ってたんだけど、あれこんな曲やってたっけとか思ってジャケット見比べてみたらセットリストが大分違う。なんで?と思ってよく見たらタイトルも違うじゃありませんか!CDはLiving Room TourでDVDはWelcome to My Living Room。同じツアーだけど収録会場も違う。一人赤っ恥状態でした。でも、どちらもいい内容だし、同じツアーでも段々内容が変わっていくというのがわかっておもしろい。多分こっちの方が早い時期でCDの方が後なんじゃないかな。元々、Caroleさんちのリビング・ルームにギター(時々ベース)兼コーラスの男子2名とオーディエンスが招かれるという公開熟女3Pというような設定のツアーなんだけど、DVDだと前半はほとんどCarole一人の弾き語りで途中から男子2名がサポートに入るという展開だけど、CDだと二人の出番が増えている。あんたたち手が空いてるんだったら出てきて演奏しなさいよってな感じだったんじゃないかな。そのかわり男子の1名がメインで歌うコーナーはお客さんの受けが良くなかったのかカット。全体的に演奏や歌は当然ながらCDのほうがこなれてていいけど、動いて歌う63歳のキュートなCaroleが観れるという点でDVDも捨てがたい。結局、両方買いなさいってことだね。
ベスト・ヒッツ・ライヴ~ウェルカム・トゥ・マイ・リヴィング・ルーム [DVD]
キャロル・キングが自宅の居間にゲストを招いて歌を披露しているという設定。観客もその気になっていいムードが会場全体に漂っている。同世代人としては懐かしくて楽しくてちょっとウルウルしてしまう。
10年ぶりのライブで齢63とのことだが、そんなことはちっとも感じさせないくらい笑顔がかわいい。キャロルがギターを弾く場面も格好いい。共演のルディ・ガス、ゲイリー・バーとの息もピッタリ。これから繰り返し観たい宝物だ。
Welcome to My Living Room (2007)というタイトルの版が安く出ているが、ベスト・ヒッツ・ライヴ版の方にはリハーサル風景や即興の曲作りの場面などが紹介されていてファンには嬉しい内容。こちらの方を勧めたい。
Welcome to My Living Room [DVD] [Import]
2004〜2006年にかけて全米とオーストラリア・ニュージーランドで行われたリビングルームツアーのライブCD。ビルボードの#17に輝いた2005年7月発売の音楽CDの増補版。
内容は、コンサート映像と、特別編からなる。
特記すべき曲はポール・ウィリアムスとの共作のSay Goodbye Today。この曲をキングは情感たっぷりと歌い上げる。なお、2月に発売されたNew Music From An Old Friendにもこの曲は収録されている。
キングの音楽をCDのみしか知らないファンには、彼女の生き生きとした動きと歌声を楽しむまたとないチャンスになるであろう。キングの魅力には歌の合間のおしゃべりもあげられる。曲の紹介のみならず、昨年亡くなったジーン・ピットニーの物真似を含む彼女のおしゃべりはあくまで楽しくユーモアにあふれる。あるときはピアノをあるときはギターを操り、舞台上を踊りまわる姿を見て、この人が若き時代に舞台恐怖症だったとは誰も想像もできないであろう。
特別編には、宣伝用映像も含まれる。リラックスした表情で語るキングに共演のルディ・ゲスとゲーリー・バーのインタビューも加わる。
The Rehearsalsは、キングの公式HPで公開されていたリハーサル風景のクリップで、文字通り素顔のキングを見ることができる。
Songwriting 101は、舞台上で即席に曲作りの現場を見せてくれるというもの。三人で詩とメロディを少しずつ載せていって見事に完成させる。職業作曲家のすごさを見せ付けてくれる。もっとこの詳細がわかるようなクリップであったらよかったと思う。
Living Room Tour (Dig)
久々のキャロルの新譜は、昨年から始まった「ザ・リヴィングルーム・トゥアー」のライヴ。今年も7月3日のカナダ、オンタリオ州ラマからスタートしており、7月だけで20本というハードでタフなスケデュールになっている。今年63歳を迎えてのこの活力には正直頭の下がる思いだ。
アルバムは、昨年のトゥアーから27曲(メドレー7曲を含む)をまとめたCD2枚組。意識的に現代的な装飾を剥ぎ取ったかのような、ピアノ、ギター、ベースというシンプルな構成が、彼女の素敵なメロディラインを際立たせてくれる。
トゥアーのための新曲2曲(cd11・cd21)のほかは、名作「つづれおり」と、なぜか1993年発表の「カラー・オブ・ユア・ドリームス」中心の選曲が目立つ。また、ブリルビルディング時代の作品も数曲歌っているが、中でもcd110のメドレーの中で歌うH・ハーミッツのヒット「朝からゴキゲン」と、モンキーズのヒット「プリーザント・ヴァレー・サンデー」(cd26)は、彼女の歌でははじめて聴けるものだろう。この2曲と、LAのグリークシアターで実現したという娘ルイーズとのデュエット「ウェン・ユー・リード」(cd15、デュエットのために歌詞を書き替えたそうだ)が、ファンにはうれしいプレゼントだ(ルイーズの声は今も変わらずキュート)。
キャロルの歌は、シティ時代から上手い下手なんていうのとは別次元のものだし、その声とパフォーマンスの若々しさは、50歳を過ぎていたこの前の来日の時にも証明してみせている。
今年の暮れか、来年春くらいには、このトゥアーの来日公演が実現すればいいのに、と思えてしまう好ライヴだ。