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シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ他  以前にこの曲をチェロの演奏で聴いたことがありましたが、ビオラの音はチェロとは一味違う魅力がありますね。( もちろん、チェロもビオラも私は好きです。)女性ビオラ奏者が登場する某新聞(夕刊)の連載小説があったのですが、その中でこの曲が演奏されていて物語が展開していく重要な役割を果たしているのです。それでこの曲に興味を持ち聴いてみたいと考えたことがきっかけで、この曲が好きになり、店村眞積というビオラ奏者を知ることとなったのです。シューベルトがあまり好きでない人には曲想が田舎くさい(?)、ださい(?)と感じるかもしれませんが、私は好きです。
Truth Of My Destiny 個人的な3大クリアボイス系歌手(笑?)のひとり、Ceuiさんの9thシングル。
TVアニメ「伝説の勇者の伝説」のエンディングテーマということですが、
相変わらず、アニメは見ませんのでアニメ内容はわかりませんけど、
相変わらず、Ceuiさんのボイスとサウンドは素敵ですね。
いまさらですが、Ceuiさんはソロ名義ながら
ほとんどの曲を小高光太郎さんという方が作編曲していて、
それゆえCeuiさんのどの作品を聴いても統一感があるのですが、
今作もその小高光太郎さんの作編曲曲ということで、
いつもとまごうことなきCeuiサウンドになってます。

M1「Truth Of My Destiny」は、Ceuiさんの伸びやかなボーカルに、
リズミカルでアップテンポなオーケストラ風のアレンジを加え、
なにかこうOP曲でもいけるんじゃないかと思えるほどダイナミックな曲。
それに対するスローバラード曲、M2「SIROSUNA」。
どこか遠い過去で聴いたことのあるような懐かしいメロディ。
まるで触れたら壊れるかのように歌うCeuiさんの淡いボーカル。
あまりの繊細さに、初めて聴いた時は鳥肌が立ちました。
この対極にあるたった2曲だけで、まるで朝日と夕日とを一緒に迎えたような
充足感に似たものを感じました。

Ceui+小高光太郎。

いまもっとも安定してサウンドが造れる組み合わせではないでしょうか。

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