No Escape
ドイツのネオクラメロパワバンドの1st。今やアヴァンタジアで有名になったオリヴァー・ハートマンがVoを握っていた時代である。リーダーであるオーラフ・レンクはこれでもかと言わんばかりにネオクラスタイルのクサく鋭いリフを連発しそこに渋みのある圧倒的Voと共に疾走するキラーチューンも。カヴァーから判るようにルーツはクラシックロックなんだろうけどね。今聴いてもやはり初期は良い"
フェイシング・ユア・エネミー
ドイツのメロディックメタルバンド、アット・ヴァンスの9th。2012作
往年のジャーマンメタルに回帰したような好作の前作からの流れをくみつつ、
よりメロディックな路線へとなった力作。うっすらとしたシンセアレンジと
リック・アルツィのパワフルな歌声、そしてオーラフ・レンクの巧みなギターワークで、
いくぶんのネオクラシカル要素も含めて古き良きテイストのメロディックメタルを描いている。
新鮮味は薄いものの、毎作のことファンは安心して楽しめる質の高さである。