Learn Funk Guitar With Tower of Power's Jeff Tamelier
今まで日本人のギタリストが書いたカッティングに関する教則DVDなどをいくつか試したけど、これが一番ぐっときた。もちろん日本人ギタリストのそういった本やDVDも参考にはなるけど、この本に出てくるパターンは何かそれとは違う。載っているパターンの数は少ないけど、そのうちの3つくらいを会得するだけで、元は取れると思います。また後半はフルパートとマイナスワンの曲が入っていますが、これもシンプルなアレンジで聴くだけでも楽しい。Tower of Powerのメンバーの本人演奏でオケが入っているって、、すごいお得な感じします。日本でもこういうの出るといいのになぁ。
Very Best of Tower of Power: The Warner Years
黄金期とされるワーナー時代の名曲を集めたベスト盤です。私自身ラッパだらけのFUNKやブラコンが好きでEW&Fやアイズレー・ブラザーズ、グラハムセントラルステイションなどいろいろ聞いていましたが、タワー・オブ・パワーには一発でノックアウトされてしまいました。'リズム&ブラス'という言葉を生んだロッコ先生とガリさんの超ファンキーでグルービーなリズムセクションに、精密で洗練された絡み合うホーンセクションとそれにのっかるコーラスワーク。言葉で表現するのは難しいですが、聞けば一発でわかると思います。このバンドはソウルバンドであり、ほとんど白人なので、ブラコンにはならないですが。その手の音楽が好きな人なら気に入ることでしょう。ジャズの要素も、ファンクの要素も、ヒップ・ホップの要素も入ってます。初期の音楽は多少泥臭いところもありますが、それもまた魅力です。ライブでもこのアルバムに入ってる曲はほとんどやってますし、これ以外にもカッコいい曲はいっぱいありますので、ミュージシャンズ・ミュージシャンと呼ばれるタワー・オブ・パワーのソウル入門講座を受講してみんなでハマりましょう。
Tower of Power in Concert : Ohne Filter / (Dol) [DVD] [Import]
~やっぱりライブ映像が一番!
タワーオブパワーは好きでCDは何枚か持っていますが、期待を裏切らない内容でした。
動くメンバーを見るのは初めてでしたが、これだけでまず感動。
そして、CDで聞くのも勿論良いですが、やっぱりライブでしょ。
タワーオブパワーのグルーブが目と耳の両方で堪能できます。
曲のラストまで一気に観てしまいました。あぁ~~、もっと続きが欲しい・・・~
ライヴ・アット・フィルモア~結成40周年記念ライヴ [DVD]
2008年フィルモアでの40周年記念ライヴ。大規模なライヴのためHPでファンに資金提供を呼び掛けてまで実現したという気合いの入れようだ。特筆すべきは従来のOBを呼び集めたことだろう。70年代黄金期ではCHESTER TOMPSON、MIC GILLETE、GREG ADAMSが参加(インタビュー映像にはLENNY PICKETT、BRUCE CONTEもいる)、その他過去のアルバムのメンバーも大勢だ。いつもの演奏の安定感もさることながら、現役もOBも和気あいあいと楽しみながら、演奏する姿には長年のファンには何とも感慨深いだろう。内容でもタワーの作品の中でも近年ではベストの出来ではないだろうか。収録時間の関係でカットされただろうタワー・ファン耳タコの「SOUL VACCINATION」がないのと、DVDでは「WHAT IS HIP?」のクライマックスにインタビューでカットを入れたのには不満が残るが、それでも感謝で涙が止まらない作品だ。ライヴのMCや数多くのインタビューを楽しむには、多少高くても日本語テロップ入りの国内版を購入すべきだろう。「中年になって、髪が薄くなったけど、まだまだファンクはやれるぜ。」(EMILIO CASTILLO) 個人的には元ヴォーカリトのTOM BOWESとBRENT CARTERが在籍するタワー・フォロアーのブラス・ファンク・バンド
FUNK FILHARMONIKもチェックして頂きたい。
Tower of Power
このバンドはホーン・セクション云々で語られる事が多いですが、それ以上にリズムセクションがバケモノの様に凄い。ロッコ(b)、ガリバルディ(dr)、トンプソン(key)、コンテ(gt)、よくもまあこれほどの人材が集まったものです。二十世紀の奇蹟のひとつかも。初期T.O.PのCDは音質がイマイチなので早いとこ最新リマスター希望。(音質の分、星ひとつマイナス)