フィーリング・グッド
最近のJoe Sampleは大人しくまとまりすぎてもう少しスリルがほしいなあと感じていましたが、レイラ・ハザウェイとの『The Song Lives On』は久々のheavy rotationでした。しかし、今作はあっさり超えたネ。それもそのはず気心しれたRandy Crawford、プロデュースもLiPumaですもの、共に戦った年数が違いますがな。中でもオススメは、イントロがマイケル・マクドナルドを思わせる04.Rio De Janeiro Blue〜『Midnight Cowboy』のテーマ曲で故ニルソンの大ヒット08.Everybody’s Talkin’〜アルバート・ハモンド、レオ・セイヤー、ルーサー・ヴァンドロスも喜んでいるでしょう09.When I Need You…などなど。全ての演奏でプレイヤー同士の安心感みたいなものが伝わってきます。ついでにご本家の“STREET LIFE”が聴けたら最高だったなー、と思うのは贅沢ですネ。
渚にて
ソロ一作目「虹の楽園」について作られた二枚目のソロ。柳の下にドジョウはいるか、とおもいきや、これもなかなか良いです、当時随分聴きました。
クルセイダーズでは、ジョーのピアノはファンキーな面が前面にでていましたが、ソロアルバムでは完全にメロウ路線(でも案外ピアノはガンガン弾いていますが)。本質的には両者でのジョーのプレイにそう違いはないと思うのですが、両者の異なるコンセプトを使い分けて、うまく作っていると思います。
Rainbow Seeker
今この時代にも全く違和感なく何度聞いても飽きない程の名曲そして名演奏。
情景が浮かぶようなメロディーと繊細かつパワフル、また時にファンキーで、
アコースティックピアノの持つ良さの全てを伝えてくれる名盤の称号が相応
しいアルバムです。
ライヴ・アット・モントルー 1997 [DVD]
1997年に欧州のフェスティバル限定で結成されたLEGENDSのステージをやっと見ることができます。
以前BSで一部が放映されましたが全長版のようです。
ここでのPilgrim発売前のGoingDownSlowは98~99年のツアーとアレンジが全く異なります。
LAYLAもアコースティック・バージョンの方ですがやはりアレンジが大きく異なり、
このバンドバージョンは結構はまっています。
クラプトンの「異種格闘技」物としては最もはまった規格と思います。
映像もメンバーが格好良く、何かのBGMにも重宝します。
フュージョンの作品としても中々の好作。
ドラムのガッドさんはその後もクラプトンのバンドにいますし
ジョーさんは同じく97年のクラプトン来日公演に同行し
Old Loveで忘れられない素晴らしいピアノソロを聞かせてくれました。
クラプトンのキャリアの中でも重要なバンドの一つだと思います。