群盗荒野を裂く スペシャル・エディション [DVD]
マカロニ・ウエスタンの名作が綺麗な画質で楽しめます。
吹き替え設定がありますが実際は全体の1/2ほどしか吹き替えされていなく、
原語に変わるたびに違和感があるので全て日本語に変えてほしかったです。
世界の孫(1) (アフタヌーンKC)
単行本派の人の中には、著者名にピンとこない人がジャケ買いするという不幸な事故も起きてるんじゃないでしょうか。
嫌というほど著者の作風を知っている自分でさえ、「もしかしたら方針転換してハートフル路線か?」と1%ぐらい思っちゃいましたし。
(裏表紙のイカの絵を見てある意味安心しましたが)
中身は、類稀なる孫キャラっぷりと当て身の技術を武器に傍若無人な振舞いを見せる主人公と、それを取り巻く愛すべきバカたちが織り成すスラップスティック・ギャグ・コメディ。
設定や展開的には一部『バカ姉弟』(安達哲)を彷彿とさせる要素もありますが、こちらは著者独特の良い意味での頭の悪さが全開。
不条理かつ下ネタも満載なので、読む人を選びそうですが、このノリを受け入れられるのなら是非是非。
Voce Sabe
ジャズ・ブラジリアン・アフリカン、ソウルにファンクの良いとこどりの1枚。
とってもお洒落で洗練されたサウンドレイアウトに脱帽です。
前半はブラジリアン、サンバでアップテンポな感じ。5曲目は少ししっとり系。
大好きなのは6曲目から11曲目くらいの流れ。
ジャズやアフリカン、ソウルっぽい音がとにかくカッコイイ!
ドラムにパーカッション、ベースにギター、サックスにトランペットにピアノにフルートetc...
生音にもとても贅沢にこだわっていて聴き応えは十分!
もちろんヴォーカルの声も素敵です!
最近お気に入りの1枚。
阿佐谷腐れ酢学園 エマニエル編 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
『串焼き』以外は読んでると思うんですが(かなり古いやつ以外)、
個人的にはサベさんのなかでこれがベスト。
この本から入ったのでインパクトが大きかったせいもあるかもしれませんが、
ギャグが一番キレていて、かつ投げっ放しな気持ち良さ。
あまりの下らなさに絶句できます。いい意味で。
獣姦シーン(といってもギャグ絵です)が多いのは確かですが、
読んでて慣れるレベルだと思います。
自分も初見ではキモチワリーと思いましたから。
それでもやはり苦手な人もいると思いますので、そうではない方に
オススメです。
蛇足ですが話の最後に力無く「オワリ」とか書いてあるのが
ものすごく好きです。
さべちん (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
『地獄組の女』で出会って以降、SABE氏の画力と変態性にハマりました。
シュールでエロでフェチで、残酷で生々しくて、侘しくて繊細で、おどけた哀愁。ツッコミ無用の独壇場ではじけるカオス。
愛があって虚無がある、そういった愚直さが渾然一体となった漫画家、それがSABE氏。
彼の描く女の子はカワイイ。そして無常。
好き嫌いはあるだろうが、興味があればぜひ読んで欲しい。
そしてもう、二度と彼の漫画を新たに読む事は叶わない。
ありがとう、SABEちん。
あなたの漫画は最高にくだらなくて、笑えて、そして面白い。