Penguin Readers Level 6: East of Eden (Penguin Readers (Graded Readers))
ダイジェスト版ですが、読み応えがありました。PENGUIN READERS LEVEL6ですが、難しくないと思います。旧約聖書のカインとアベルの話しが物語の背景にあり、父に愛されていないと思う息子の苦悩が親子2代に渡って描かれています。
登場人物の強烈な個性が、読者の心を物語の世界に引込むので、分からない単語があっても一気に最後まで読んでしまいます。
Salinas Valley における3世代に渡る家族の物語なので、複雑ですが、何度も読み返すだけの深さがあるし、人生を考えずにはいられない物語です。
エデンの東 [VHS]
エリア・カザン監督がジェームズ・ディーン主演で映画化。第二次世界大戦終了後の作品。旧約聖書からカインとアベルの物語を借りて3世代にわたる2家族の歴史を描く。AdamとEveが主なる神の命令に背反(disobedience)して,蛇(serpent)にそそのかされて,善悪の区別の智慧の実(tree of knowledge)を口にしてしまい,神の戒めで楽園(Edenから追放される失楽園(paradise lost)の説話が記された『創世記』(Genesis)において,聖アウグスティヌス(St.Augustine)が主張した原罪(original sin)が題材。不朽の名作でしょう。文学作品の教養が深い監督で,劇作家Tennessee Williamsの A Streetcar Named Desire『欲望という名の電車』という1947年の作品を1951年に映画化、後に God Fatherで不動の地位を築く若きマーティン・ブロンドを一躍スターダムに乗せる。しかし私生活では、トルーマン大統領下におけるMcCarthyism(1950年代のアメリカにおける共和党上院議員J.R.McCarthy主導の極端な反共主義・反共運動)に象徴される「レッドパージ」(赤狩り)というアメリカを襲った社会的騒動の中での“ある行動”が全米で賛否両論を醸し出す。この「レッドパージ」で当時Hollywoodの10人の有名な脚本家が犠牲。アメリカの映画界では今でも彼の映画人としての功績を支持する人間と、この事件ゆえに支持しない派に分かれている。
amp-reflection
ちょっと危なっかしい感じのする若めの歌詞と、
コード感のある叙情的なメロディ、
声がよくて一生懸命歌う女性ボーカル、
という感じから、
アニメ系なのかな?と思い込んでいましたが、
あきさせないような細かいコードの変化や、いろんな音使いなど、
洗練されているなと思わせる部分がたくさんあり、すぐに好きになりました。
すこし未来っぽい感じもします。
一度好きになってしまえばちょっとくさいかなと思えるようなメロディや
歌詞も、むしろ大好きになって何度も聞いてしまいます。
聞き流してしまうと、邦楽の一バンドとしてスルーしてしまうかもしれない
際どい(誤解されやすい)立ち位置にあると思いますが、それもまた個性的で
実は充実した内容のアルバムです。
いいと思います。
F.T Island 2集 - Colorful Sensibility(韓国盤)
お値段がちょっと高いかなと迷ったのですが
韓国盤は、在庫がなくなると廃盤になってしまうようで・・・
個人的には日本の楽曲よりもハングルの方が好みです。
ゾクゾクする「愛の後」から、ポップなものまで
十分楽しめました。
小説 東のエデン (ダ・ヴィンチブックス)
まあ、監督本人のノベライズなので内容そのものに不満はないけれど、アニメ未見の人には手に取るかどうかを考えて欲しいもの。「東のエデン」はプロダクションIGの高クオリティなアニメーション、川井憲次氏の音楽、そして羽海野チカさん原画のどこか明るい雰囲気をまとったキャラクターデザイン、声優さん方の好演があってこそ、あんな素晴らしいアニメになったわけで。小説ではそういった視聴覚的な演出が削ぎ落とされており、また書き手たる神山監督は文章のプロではないため文字のみによる表現ではやはり無理が見え隠れ。ファンアイテムとして割り切って、ファーストコンタクトとしてはDVD等で映像を見るのをオススメします。
え、映画? そんなのありましたっけ?