DAWN PURPLE
「紫色の夜明けの朝」に、恋人が離れていってしまう愛しさを歌った「DAWN PURPLE」
恋の限界を情熱に置き換えた人生ソング「情熱に届かない」
恋敵をコンピューターウイルスに例え、ハッキングして消してしまう「誰かがあなたを探してる」 警告のような、ちょっとデンジャラス(汗) 時代を予言してます
「遠雷」「インカの花嫁」「千一夜物語」あたりが暗く沈んだ部分ですが、その後のワールドミュージック風の曲が続いていくユーミンさんの豊潤な視野が証明されているといって良いほど、どの曲も重厚な癒しポップスです。
…と終わらないで、最後の2曲はこのアルバムでなくたって。。。という感じがしなくもないのですが、作風の違う、他の人が書いたような曲を同じアルバムに入れられるところにユーミンさんの地力をものすごく感じます。
インカー セバスチャン・ローブ [DVD]
限られたオンボードカメラからの映像は、まさに自分がドライビングシートに
座り限界アタックを繰り返す感覚を見るものに与える。特に自らステアリングを握
るものにはそれが容赦なく伝わってくる。いやというほどの路面からの突き上げ、
何度にもわたるセッティングによる大きな挙動の改善、リアがスライドしながら
タイトコーナーに進入し立ち上がりでグリップが戻るときの横G、そういったすべてが
疑似体験できる。
観るものまでそのタフさが伝わってくるため、走行場面省略部分があっても
なお消耗するほどである。自分でステアリングを握りスポーツ走行をする人には特に
お勧め。特にシトロエンに乗っている人にはよりリアルに感じるものがある。
唯一気になったのは、定着しているもっとも有名なコ・ドライバー「ダニエル・エレナ」
の名前を明らかに読み間違えたアナウンスが入ること。非常に不快である。発売元は、
フランス映画などを多数扱っているはずの、ユーロピクチャーズだけにそのわずかな
お粗末さが、せっかくの作品に水を差している。
音声を原語のみに切り替えられるようにされていればよかったと残念でならない。
いずれにせよ、ラリー・ローブ・シトロエンそれらのファンに加え、現にモータースポーツに
どんな形でも携わっている、あるいは興味があるできる限り多く人に観て欲しい。