だじゃれ日本一周
ん〜悔しいなあ。もうちょっと早くよみたかったなあ。
ボクは毎年大晦日に、その年に出た絵本のベスト10を選んでamazonのリストマニアに
載せており、世界中の絵本関係者に注目されています。(←もちろん大嘘です)
もし本書を去年よんでいたら、まちがいなくリストに載せたでしょうね。
だったら期限をのばして1月末にでもリスト化すればいいのでしょうが、やっぱ気分的に
大晦日なんだよなあ。1年を振り返って感慨にふけるのは。要するに何が言いたい
かというと、この絵本はとてもいいぞと叫びたい訳であります。
まあ、長谷川ファンなら中身を見るまでもなく満足できることは、想像に
難しくないでしょ。自分の出身地はどう描かれているか?アノ県ならアレが名物だ
ったよなあ。ウケ狙いの仕掛けがどっかにあるはず。などと想像力が先走りました。
もちろん充分に楽しめました。このレビューを読んでいるヒマがあったら早く本屋へ行け!
と言いたいくらいです。
基本は1ページに1都道府県づつ、ダジャレ付きで紹介という構成。
巧いのは、見開きで隣あった都道府県に、関連性をもたせているところ。
2コマ漫画的だったり、富士山を介して繋がっていたりとか。さりげなく平和への
メッセージが込められてたりもします。その意味ではただの絵本じゃありません。