坂の上の雲 第3部 DVD-BOX
私は24歳で、おそらくこのDVDボックスの購入層の平均よりかなり若いと思います。まして日露戦争など大昔の話です。歴史の授業の中の話です。
そんな私でも、自信を持って言えます。これは日本史上に残るドラマです。語りつがるべきドラマです。戦争賛美がどうとか司馬史観がどうとかではなく。
いくら饒舌になろうともこのドラマの魅力を全て伝えきることはできませんので、短く、簡単にご紹介してこのレビューを終えたいと思います。
「日本人でよかった。」そう思える、ドラマです。
首都直下地震“震度7” (PHP文庫)
平成xx年2月xx日に東京湾北部を震源とするM8.1の大地震が発生した。隅田川以東が特に被害甚大な模様という設定で、地震発生の時やその後の被害の拡大、高層難民や帰宅難民の一連の流れが描かれる。また登場人物も、姉妹、会社員、夫婦、その他いろいろな場所や条件の設定で大地震に遭遇する。非常に臨場感に溢れ、あまりに酷い地震被害の状況に引き込まれる。都内23区各所が登場し、また地盤の固い、弱い、江戸時代における状況など、具体的な地名がたくさん出てくる。ここには住めない、ここは大丈夫そうというのがよくわかる。
レビュアーのginaz_fcさんが「震度7に強弱はないはず」と書いているが、今はそうだがこれは未来(数十年以内の将来)の平成xx年の話。1949年に0〜7の8段階、1996年に0〜7で5と6に強弱を入れて10段階、いずれ7にも強弱が入るだろう。
Se7en [VHS] [Import]
ベテラン刑事のサマセットは1週間後に退職を控えていた。ある日無理やり食い続けさせられ、胃袋が破裂して死亡した肥満男の死体が発見され、現場には"Gluttony(大食)"の文字が残される、という猟奇的事件が起き、サマセットは捜査に乗り出すことに。そんな彼の相棒に任命されたのは新人のミルズ。冷静沈着なサマセットと血気盛んなミルズは捜査を進めるが、第2の事件が起きる。腹の肉を切り取られた弁護士の死体が発見され、現場には"Greed(強欲)"の文字が残されていた。サマセットは犯人がキリスト教の戒めの"7つの大罪"を踏まえて殺人を犯していると推理し、残る5つの連続殺人事件を防ごうと捜査を強化するが、犯人は警察の捜査をあざ笑うかのように連続殺人を続ける。・・・
この作品は、本当に怖い! まず淡々と降り続ける雨に不吉なものを暗示させ、じわじわと恐怖心を募らせるあたりは上手いです。
この映画で考えされられたことは、人間はあまりにも罪深いということ。7つの大罪は、だれも私たちの日常生活にありうることだけに、この犯罪は私たちにも起こりうるかもしれない、と思ってしまう。それが「セブン」の怖さだと思います。