
Ted
全身を細いブラシで、
微かになでられるような、
そんなブルっとする感覚がたまらない。
一曲目のTed。
パッケージのような、
まるで暗闇を虫が舞うような、怪しくク−ルな曲。
「カチャカチャ」と独特のサウンドが入るが、
それが、どういう訳か気持ち良い。
他に似つく曲なんてない、個性的な一曲。
Tedは後半、面白いくらいに曲調が変わるが、
二曲目、別バージョンのTedでもその変化があり、
どちらも非常にクール。
全体を通して聴いても、
やはりTedの2曲のインパクトが強く、
他の曲を思い出すことが出来ない。
アクの強い曲だが、
その分好きな人はとことん中毒になると思う。

夏川りみ ConcertTour 2004 ∞ un RIMI ted ∞ [DVD]
記念すべき、夏川りみさんのファーストDVD!
やはり歌唱力は本物であり、また、MCも面白い。
チラっと映った観客もかなり楽しそうです。
また、売れているポップシンガーには珍しく、本物の歌声と歌唱力を持っています。
一曲目の「海の彼方」を歌うりみさんは、歌うことの喜びに満ち溢れた表情で、とても素敵です。
沖縄行きてぇ~。

Progressive Steps to Syncopation for the Modern Drummer
きれいにフィルインが決まらないのでやっていたのですが
単調な練習も歌うような感じで基礎練をこなすことができると思います。
スネアやバスドラに振り分けてそのままソロにしてしまってもいいくらいです。
従来のメニューに慣れてきたらやるといいんじゃないでしょうか?

3ds Max レンダリング 第2版 ―mental ray で実現する高度なレンダリング―
序盤は前作とほぼ同様ですが載っている内容は全体的に広くなっていると思います。
その分、arch&designマテリアルやcar paintマテリアルなど前回それなりに時間をかけて説明されていたところがかなり簡略化されていました。
そして収録データが2010で作成されているので2009以前のバージョンの方はどうしようもありません。
前作データは2009で開けたのに今回は開けなくなっているという点で★−1にします。

Chord Chemistry
まず最初に断っておくと、この本の著者であるテッド・グリース氏が書いている本は皆「カッコいいフレーズ」「よく使うコード進行」「コードの押さえ方が写真付で載っている」のような砕けた内容の本ではなくかなり硬派で王道です。
つまり日本の出版社が出しているような教則本とは全く別物です。
この本はコードの押さえ方を勉強するというよりも、「ギターのフィンガーボード上の音をどう使えばいいか」を勉強する本です。
グリース氏の手書きのダイアグラムでルートを中心とした構成音の位置関係の把握が内容の殆どを占めます。
主にEとAがルートのコードがダイアグラムで書かれていますがそれがひたすら続き相当な量です。
その中でも特に重要なエッセンシャル・コードを氏は最低一ヶ月は続けてくれと文中で言っています。
かなりキツいですが、これをひたすら続ければギターのコード・ヴォイシング(和音を作ること)に強くなるのは間違えないと思います。
ギターが上手くなりたい人は「急がば回れ」の精神でこの本を長く続けるとイイでしょう。
かのエリック・ジョンソン氏も若かりし頃はこれを手放さずに練習していたそうです。
長く続けるには最高の教則本なので星5つをつけたいところですが、グリーン氏の手書きのダイアグラムが若干見辛くシャイなのか説明不足な部分もあるので星4つということにしました。