イエス (ストレンジ・デイズ・アーティスト&ディスク・ファイル・シリーズ)
ロジャーディーンによるイラストの中でも割と入手しにくい・あまり買うに値しないアルバムに使われたものが、大きく挿絵として使われていて、それだけでも買う価値あり。(ベスト盤を買うと曲がダブるだけだし、CDを買うよりお得。)
イエスの歴史やアルバム・レビューなんかは、人により評価・解釈が分かれるので、一意見と参考程度にした方がいいと思う内容。良く書きすぎ。(イエスの公式HPのファン・ページや日本のいろいろなHPの方が参考になる。)
メンバーのソロ・アルバムを詳細に紹介したのは大変良かったが、それと同じくらいイエスの歴代のツアー・映像作品について、ストレンジ・デイズの意見を詳細に聞きたかった。
Yessongs: 40th Anniversary Edition [Blu-ray] [Import]
40th Anniversaryとして、映像の補正と音声はDTS HD MASTER 5.1にリマスタリングされています。
「amazon UKからの購入(チャンと見れます)」
過去にリリースされた同名のものと比較し、かなり良くはなっていますが、
今のハイビジョン画像に慣れた目からすると元のソースがソースなので、
現代の技術をもってしてもこれが限界と言うところでしょうか・・・
【5/11 追記】
上記、映像、音声についての評価はあくまで現代のハイビジョン映像、ハイレゾリューション音源と比較してのこと。
厳しすぎる評価だったかもしれません。
以前の劣悪な映像・音声を知っている者としては「驚異的な改善」と記すべきだったかも?
絵は粗いながらも普通に見れますし、音もクリスのBはブリブリ!、リックのキーボードは種類まで聞き分けられるほど・・・
技術の進歩に感謝せねばなりませんね・・・
【追記ここまで】
しかし、この盤はそんなことを凌駕するものを持っています。
なによりその演奏が凄まじい。
最初に聴いたとき、「これはマスタリング時にピッチを間違えて収録したのでは?」と
思ったほど曲のテンポが速いです。(テープの早回しを聞いているかの錯覚を覚えるほど)
しかし、2〜3回聴いていくうちに昔の記憶が蘇ってきます。
そうです、このスピードでの演奏がオリジナルのテンポなのでした。
正に天を駆けるかのような演奏!
メンバーと共にこちらも年を取ってきたので、最近の演奏テンポに慣れてしまっていたのでしょうか?
最近では「ハウ爺」などとの愛称で呼ばれることもあるスティーブ・ハウですが
この頃の彼は違います
正に鬼神の如きギタープレーです
この時期のYesの演奏を支えていたのは、紛れも無く彼の演奏であることを再認識しました
聴いていて、息苦しさを覚えるほどの緊張感です。
そしてバンドが一体となって疾走する、刃物のように切れ味鋭い演奏です。
聴く方も体力を整えて聴かないと、ついていけません
いいもの見させて&聴かせて貰いました。
これは買いです
P.S.ロジャー・ディーンの美しいポストカードが4枚付いてきます。これもお宝です
Yes
英国プログレを代表するバンド、イエスの1st。1969作
プログレッシブロックとして語られる3rd以降よりは、まだぐっと“ロック”しているアルバム。
それでいながら、同世代のブリティッシュロックバンドのどれよりも、音には構築性が感じられる。
スティーブ・ハウ、リック・ウェイクマンらの凄腕メンバーが加入する前なので、演奏には
けっこう素朴な温かみがあり、トニー・ケイのキーボードワークは技巧的というよりは叙情的に響く。
歌メロや美しいコーラスハーモニーには、後の黄金期の萌芽が見られ、
この年代のデビュー作としては、クリムゾンの「宮殿」と同様突出したクオリティだ。
2003年リマスターには、シングルやデモバージョンなどボーナス6曲収録。
Symphonic Live [Blu-ray] [Import]
2001年のアムステルダム公演の模様を収録したDVD。同名のCDもリリースされていて正確に比較しきれていないが同一音源だと思う。
ご存知のようにYESが最初にオーケストラを起用したのはセカンド・アルバムの『時間と言葉』だ。ただこのアルバムでのオーケストラというのは、当時の流行にも乗り、深く考えた起用ではなかったと思える。次にオーケストラを起用したのが1993年10月12日リリースの『Symphonic Music of Yes』。プロデューサーは何とアラン・パーソンズ。編曲と指揮がジェスロ・タルのディヴット・パーマー。ロンドン交響楽団が演奏したわけだが、これもディヴット・パーマーの非力故に失敗作だった。そして彼らのイメージどおりのオーケストレーションに成功したのが、『Magnification(2001年リリース)』だ。初めてキーボードなしのYESとなったこのアルバムは、リック・ウェイクマンのキーボード・サウンドを上回るオーケストレーションを、映画音楽畑で初期からのYESファンであるラリー・グルーペが完璧に構築してみせた。そこでこのライヴである。特筆すべきはオーケストラとの競演で、いままでリック・ウエイクマン等のキーボーダーたちがシンセ等で創り出していた音をアコースティックでしかもライヴで再現しているという点に尽きる。結果として今まで一度も聴いたことがない重厚な素晴らしいライヴに仕上がっている。
良い例がオープニングの『危機』だが(YESがオープニングに『Close To the Edge』を持ってきたのは初めてではないかな)、素晴らしい演奏だ。サポートしているオーケストラの面々もこの曲の持つ底力を全員で引き出している。この一曲だけでもYESのファンは充分に観る価値があるだろう。
一目でロジャー・ディーン作と分かるミステリー・サークル風のイラストレーションも雰囲気に見事に合っている。間違いなくYESのオーケストレーション作品で一番の出来映えだ。
Yes! プリキュア5
6歳の子供に買いましたが,説明書を読んだだけではやり方がよく分からず,初めて買う人には不向きだと思います。
バトルのやり方は,6歳の子供でも分かります。
6歳の子供は,飽きずにやって楽しんでおりますが。