東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング
・タイトルを見るとすごく固そうなイメージを持ってしまいますが、実際にプレイして見ると、ゲーム性も結構あって速攻ではまってしまいました。
自分の脳年齢が具体的な数値で表示されるので結構リアルです。
これから楽しく脳を鍛えられそうです。
タイトルで「大人の・・・」と謳ってますが、内容は簡単な足し算、掛け算だったり、記憶力を試す内容などで小学校高学年位より上の歳ならば十分にプレイできる内容だと思います。特に計算が苦手とか、考察力がイマイチ、などという方は大人子供に関わらず是非、プレイしてみて下さい。
下手なゲームよりルールもシンプルでよっぽど面白いです。当分飽きそうにありませんね。・音声認識やタッチペンを多用してDS独自の機能もかなり生かされています。
気になる音声、タッチペンの認識ですが、音声認識に関しては個人差があるようです。私は比較的大丈夫でした。
タッチペンで書かれた文字の認識に関してはほぼ問題ないですね。殴り書きのような文字でもほとんど正しく認識してくれてます。
・値段もとても良心的です。値段以上の価値があると思います。
舞台「ジャンヌ・ダルク」 [DVD]
アマゾンで見つけ、買いました。
とにかく、ジャンヌ・ダルク役の堀北真希さんが声を張っています。
ただ声を張っているだけでなくて 芝居も興味深いです。
伊藤英明さんは あの「海猿」で見せた熱い演技者とは思えないほどの優柔不断で気弱なシャルル7世を演じています。
雰囲気が別人のようでした。
ジャンヌ・ダルクが旗を振り、勢いづき戦うフランス軍、ジャンヌ・ダルクを魔女裁判にかけようとする民衆は
エキストラ100人を使って、迫力でした。
王権を取ろうとするそれぞれの企みは 浅野温子、西岡徳馬、六平直政らが演じ切っています。
どの部分を切り取ってみても お芝居としても 歴史的なことでも 興味深いモノがありました。
ノルウェイの森 【コンプリート・エディション3枚組】 [Blu-ray]
自分は原作を読んでいない。
自分にとっての「ノルウェイの森」は、J・レノンの詩的な名曲と本作だけだ。
ゆえに、ジョン・レノンとの連関がどの程度あるのかが気になったのだが、エンドクレジットでホンモノが
流れたのは感動した。
それにしても監督がベトナム+フランスのトラン・アン・ユン、撮影が台湾のM・リー・ピンビン。スコアが
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のイギリス人、J・グリーンウッドというのは凄い面子を揃えたものだ。
これに応える日本の俳優陣も、マツケン・玉山・高良などエース級が集まり、また欧米に顔のきく菊池凛子も参加している。
マツケンからしてオーディションだったので、いわゆる「顔見世興行」的な出演者もいないから、顔ぶれは新鮮だった。
普通の日本人監督だったら水原希子や霧島れいか、初音映莉子らの起用は難しかったのではないか。
色々プロダクションの都合もあるからね(笑)。
リー・ピンビンのカメラは冒頭から刺激的だ。神戸のビリヤード場のシーンなど、1930年代かと思ったくらいだ。
白銀の世界や、青々とした緑もピンビンの手にかかれば詩的な映像になるから不思議。
近年日本映画も多く手掛けているので、日本語による芝居のテンポにも慣れてきたのかもしれない。
ストーリーに関しては未読のため、その深さまでは分からないが、愛情と欲望、空虚な心理感まで見事に
表現されていたと思う。性行為のシーンも多いが、これまたピンビンが撮ると映えるから、そこを「売り」にした
作りにもなっていない。
特典映像は長編のメイキングとインタビュー、舞台挨拶集が収録されているが、これはDVDであり少し残念。
菊池凛子が「カンヌ映画祭は3回目」といってマツケンが驚く場面が可笑しかったが、それだけ日本人俳優も
ワールドワイドになったということか。
友好国・台湾のプレミアではマツケンが大歓迎を受けていたしね。
ともあれ、映画のスタイルが「古き良き日本映画」であることが何より嬉しい一本だ。星は4つです。