ドラマージュ ザ・モーニング~NHK連続テレビ小説テーマ集~
このCDにはここ10数年のNHK朝のテレビ小説の主題歌が収録されるようです。ただし、完全にオリジナルな主題歌(8時15分に流れたもの)でないところが残念でたまりません。また、年度も連続性がないところが物足りなく思えます。
個人的には曲を聞けば8時15分が思い浮かぶような、完全オリジナル主題歌集であってほしかったです。かつてレコ-ド時代には第1回の「娘と私」から「おしん」あたりまでの主題歌をすべて収めたレコ-ドも発売されたこともあったのですが、それと同じ趣向でここ10数年の間の主題歌集CDとしてほしかったです。大河ドラマは時折まとまったものがCD化されてますから朝ドラもできるはずなんですが。
今回収録されたものをみても、古いほうで「ひらり」「ええにょぼ」「かりん」「ぴあの」と続いたかと思うと、ぽっかりと「春よ来い」「走らんか」「ふたりっ子」「甘辛しゃん」「天うらら」「やんちゃくれ」などがごっそり抜け落ちてたりして、中途半端な感が残るのはしかたのないことなのでしょうか?
それでも収録されている曲はどれもすばらしいものです。またこれくらい曲がまとまったものは最近では他にはありませんから、このCDでしばらくは8時15分の余韻を夢見ることにしましょう。
ヴァイオリニストのいる部屋
古澤さんのアルバムは近年の洗練されたクリアなサウンドもいいですが、初期の一流アーティストとの力のこもった演奏もまた素晴らしいものです。まず最初のチャールダーシュから優美な音色に初めうっとりで後半はアップテンポ。ル・カナリーはバイオリンでここまでカナリアのさえずりを再現出来ることに驚き、中間早いテンポの曲あり、再びタイスの瞑想曲でうっとりし、最後はロンドンデリーの歌でしっとり弾きあげています。これほどにそれぞれの曲の特性を上手く表現出来る奏者はなかなか居ないのではないかと思わせられます。録音もいいので、まるで演奏している場所で聴かせてもらっているかのような感じが味わえます。
英国の薫り
技術だけなら上手すぎるくらい上手いが、何というか所々「お仕事」的に吹いてしまっている感がある。特にポップスのカバーやフィンジの作品は、均質な表現すぎて山がない。かといって感情を廃して「音」に徹しているわけでもないし…ちょっと変った奏者だ。曲によっては最高と思えるものも多いだけに、もう少し練った演奏を聴きたかった。
イマージュ2(ドゥ)
・イマージュ1より全体の統一感があって、静かなで明るい曲も多いです。
・リラクゼイション感もこちらの方が上になっています。歯医者さんで流れていそうな
イージーリスニング集にしあがっています。
・振り返ってみると、過去のイマージュ作品の中でも、このアルバムが
上位のまとまりになっていると思います。
・14.曲目の映画サイダーハウス・ルール~メイン・テーマ曲は、ライブイマージュの
会場で、待ち時間に利用されている、おなじみの名曲です。
イマージュ クラシーク~モーツァルト
有名な演奏家の名前が挙がって、2枚組みで2000円という価格に
つられて買いましたが、、、ピュア・オーディオで、クラシックを
聴いている私には、合いませんでした。
ラジカセ、ミニコンポ、携帯プレイヤーなどで音楽を聞く方用に
加工されているようです。メロディー部分を担当する楽器の音が
ひと際聞こえてきたり、一枚目の一曲目は、やたらと低音がドンドンと
なってきました。
とはいえ、有名な演奏家の演奏が沢山納められているので、
「星3つ」にしています。