ベン・トー 3 国産うなぎ弁当300円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
今年、アニメ化された最終回がこの三巻です。双子の姉妹、オルトロス。圧倒的な力と技をもちながら、まるで素人のような態度をとる2人。
実力と振る舞いのギャップに狼達は疑問をもつが……?
という作品だが、アニメを観た方々こそ是非とも読んで頂きたい。
アニメ化によりカットされた話、いなかったキャラクター。更にオルトロスの考えをより深くしることができると思う。
特にラスト。アニメではカットされたバトルシーンは文章でも充分楽しめると思います。
アニメに納得してない方、ラストバトルを見たかった方、佐藤のパワーアップした変態ぶりを観たい方、あとがきでダメ人間の担当の暴露話を楽しみたい方(笑)
皆さんにお薦めいたします。
悲しき国産食品―中国産の食品添加物に抱きしめられて
合成デンプンの段(業界と厚労省の抜け道つくり)130頁辺になるほど、さもありなん。(↓一部要旨)
「合成デンプンではイメージが悪い、ならば食用デンプン 加工デンプン・・という悪知恵」「厚労省にも道路族がいた。さらなる道路をつくるだろう」
このデンプン例はめん類うどんそうめん、パン他と書いてある。
毒米問題でも役所の出鱈目振りに浮き足立った覚えがあった。
他の章立ても個人的に参考にした。
「7章 マーガリンは買わないこと」
「8章 ビタミン表示は買わないこと」 「B2は合成着色料」など
正当なことが書かれているのだろうが、結構センセイショナルな内容でも、読む人が少ないのか何も改まらなそうな国である。毎日の三度三度の命にかかわるバイタルな問題だから日々逃れられないところで、とりあえず可能な限り拳拳服膺してみたい。索引を入れて欲しい。