決定盤!テレビ・アニメ主題歌 オリジナル・サントラ集 昭和38年~昭和43年(1963-1968)
アニメファンの方は要求レベルが高いため、大概の主題歌CD集はケチョンケチョンにこき下ろされています。これも批判は多いですが、割かしマシな方とゆうことで評価したいと思います。マッハゴーゴーゴーはSEが入っています。
普通TV主題歌だとマスターテープからコピーした良い音の場合が多いですが、これはサントラ特有のDレンジのせまい歪のある音で、まさしくTVから流れていた音で、我々の耳にこびりついている音です。制作者は「わかっている」人だと思います。
俺たちの旅 DVD BOOK 修学院大学編<DVD付き> (宝島MOOK)
自分探しの20代、試行錯誤の生きる姿を、等身大で見せてくれた青春ドラマの名作です。
脚本家・鎌田敏夫(かまたとしお1937年生まれ)の優れた作品は、彼の感性と思想が、僕らの生き方を左右するほどの影響力があったように思う。
高校3年の時、大学生の生活、憧れを見せてくれたドラマです。
それぞれの話題には、「友情って、愛情って、人生って、何だろう?」というテーマを根底において、脚本家の思いが込められている。
それを、僕らは、この「俺たちの旅」で学んできたように思う。
登場人物の紹介と背景など、詳しく紹介されているのが嬉しい。
クロージング・メッセージの「散文」を読むと、その時々のドラマの感情が甦る。
1975年に放送されて、35年の長い年月がたち、このドラマを見て育った大人たちは、成長、別れ、誕生、涙、怒り、悩み、幸せ、数え切れないほどの感情の積み重ねがある。
今、それぞれの「俺たちの旅」の続きがあることを感じることができる。
カースケ、オメダ、グズ六さん、元気ですか。
魔女っ子デイズ (Sweet Design Memories)
マジカルエミ、パステルユーミが1ページしかなくてちょっと残念。
「20〜30代の女性の胸キュンな思い出を詰め込んだ」と書かれては居ますが、
当方28才(1981年生)で、残念に思うので、私より若い方が買われると、
「あれ?私の好きだった魔女っ子が居ない?」
なんて事にもなりかねない気がします。
魔法使いサリー〜魔法の妖精ペルシャまでを知っている方が
買われると、非常に満足出来るのではないでしょうか。
マジカルエミ以降の魔女っ子デイズ2とか出たら嬉しいのですが。
魔法使いサリー 6〔カラー版3〕 [DVD]
モノクロからカラーに転向し、作品も軌道にのった本作。
この盤には、特筆すべき話がある。
それは#31(=『魔女のしあわせ』)。これは「魔女と人間は結ばれないの?」という、後の『おジャ魔女どれみ』シリーズ等で幾度か提示された題材だ。
ここでは、人間と結ばれる寸前の魔女とそれを妬む悪い魔女との対決にサリーちゃんが絡む展開となる{悪い魔女との対決は平成(=山本百合子氏)版でもやっていたが・・・}。
出来た話は怪奇性やアクションも豊富で、東映アニメーション[=旧・東映動画]の男児向けヒーローものや本作の原作者である横山光輝先生の『鉄人28号』・『ジャイアントロボ』・『バビル二世』調に仕上がっている{後続の#35(=『幽霊少女』)も同類項。署長さん。お見事だぜ!!でも「去年(=1966年)の12月の中頃」は確か・・・?}。
また当時の人気番組だった『特別機動捜査隊』調のスリラーサウンドも魅力的だったが(どちらも音楽は小林亜星氏{ただし『特捜隊』は2代目}!)、ラストシーンには『マジンガーZ』にも流用されていた名作の曲が流用されている。最後まで、耳を傾けてほしい。
この路線の永遠のテーマのひとつだけに、後の作品と見比べてほしい。
EMOTION the Best 魔法のプリンセス ミンキーモモ DVD-BOX 2
他は好きだがあのラストはキツイ。バッドエンドといえるラストだった。このラストのせいで今までのboxを買うのを躊躇ってしまう位、気分がうつになる終わり方だった。
でも今度のboxは買おうかな。逆にいえばキツイのはラストだけだし。