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オーガニック(有機JAS認定)トランス脂肪酸フリー ショートニング
トランス脂肪酸は、もちろん自然物のバターにも入ってますが、やはり、マーガリンなどに入っている合成は避けたいと思って、これを使ってます。
どこまでが安全なのかは、わかりません。マーガリンはバターよりいいと思って使っていた私です。パンやお菓子を焼く時や、スプレッドにも使っています。フルーツの砂糖煮とショートニングを混ぜて、スプレッドを作りました。美味しいモノができました。
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じつは体に悪い19の食習慣 (ワニブックスPLUS新書)
体に悪い食生活を解説するとともに
●朝食は果物だけ
●豆をゆでてストック
●肉と魚はいっぺんに食べない
●1日1回生野菜
●砂糖は使わない
●油をつかうなら亜麻仁油とオリーブオイル
●野菜メインで肉や魚は添え物に
●揚げ物は食べない
●夜8時以降は食べない
●お菓子の代わりにナッツやドライフルーツ
●フルーツは食後よりデザートタイムに食べる
などなど、体にいい食生活のポイントを列記。
とくにP57の
「体が疲れて甘いものが食べたくなるのは、実はビタミンC不足のシグナル
(中略)ビタミンCが同時に補給できる果物を食べましょう」
は名言だと思いました。
この言葉に出会ったおかげで甘いお菓子が我慢できなかった私でも、摂取量を減らすことができました。
この点は大感謝です。
ほかも、取り入れにくそうで、意外と取り入れやすい事項ばかりなので
今すぐ食生活を改善できそうです。
何より心を打たれたのは著者の現代人の乱れた食生活に対する真剣な怒り。
なるほど、確かにこの本を読んでいると読んでいないで寿命が変わってきそうです。
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究極の食
なぜキレる子供達が増えているのか?
これは社会のせいではなく、私達が選んで食べているものが原因と著者は説く。
科学的な見地から、整体師としての豊富な経験から、そしてプロの料理人の目線から。
不自然に大量生産される「食」がもたらしている様々な恐ろしい現実を、
わかりやすく書いたこの本はまさに一家に一冊!
これを読んだら、自分の子供にコンビニ弁当を買い与えるようなことはできません。
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病気がイヤなら「油」を変えなさい!―危ない“トランス脂肪”だらけの食の改善法
この本にも登場する言葉で、プロスタグランジンという物質があります。
血を固まらなくする、血管を拡げる等、動脈が詰まりかかった人に使うと
よく効きました。だから、外科医の時代は高価な薬でしたけど、よく使いました。
でも本来、プロスタグランジンは私たちが食べた油を材料に体の中で
つくられる物質です。また油の種類によって、つくられるプロスタグランジンの
特徴も変わってきます。炎症を促進する、血液を固める、これはいわゆる
オメガ6と言われる油からつくられるプロスタグランジンの性質です。
オメガ6はリノール酸が代表例で、マヨネーズ、スナック菓子などにも
多く含まれています。そしてそれがアトピー性皮膚炎、花粉症等と深く
かかわっているというのです。恥ずかしながら、このことを、この本を読んで
初めて知りました。
一生懸命薬を使いながら、片や食生活、栄養学には無関心…。これが今の
日本の医療の現実なのです。
私が自分で調理することは120パーセントないでしょう。
だから、一般家庭でどんな油が使われているのか?全然、知りませんでした。
早速、往診先のご家庭で聞いてみました。すると、ありましたありました、
食用油のラベルに「必須脂肪酸リノール酸を含む」って…。いかにもそれが、
健康食品かのように。リノール酸は、血を固めるオメガ6、だれでも怪我をしたら
血が止まらないと困ります。だから、必要な脂肪酸なのでしょう。だけど現代人は
それを過剰摂取しているのです。それは、血栓で血管が詰まりやすくなることを
意味しているのです。
これに対し、オメガ3は青背の魚などに多いのです。いわゆる「血をさらさらにする」
必須脂肪酸です。この血液さらさら効果も、オメガ6とは正反対の性質を持つ、
オメガ3由来のプロスタグランジンによるものです。そのプロスタグランジンを
薬として使わなくても、毎日の食事で摂取するオメガ3とオメガ6、その適正な
バランスで私たちの生命が成り立っている…。
臨床医100人に聞いてみましょう。はたして10人が知っているかどうか?