ニュータイプ A (エース) Vol.4 2012年 01月号 [雑誌]
イベント紹介のページ等も掲載で劇場版2本の製作も決定した「TIGER & BUNNY」。コミカライズは今話でTVアニメの2話までの内容です。コミカライズはアニメの展開に近いので既存ファンは、どちらかというと4コマやアンソロジー作品の方が楽しみですかね。
本誌はアニメ作品紹介ページも多く、製作の前情報は知っていましたが「宇宙戦艦ヤマト2199」のページがあった事も少し驚きでした。
細かいページでは小説「震災後」についての福井晴敏さんのインタビューも興味深い内容です。
今号からは「機動戦士ガンダムAGE Second Evolution」「戦姫絶唱シンフォギア」「ギャルバサラ」の3作品が新連載。
アニメも論議が絶えない「ガンダムAGE」は第二世代のアセム編コミカライズ開始ですが今回は第一世代のフリット編をダイジェスト的にまとめた繋ぎ的な内容。
「ギャルバサラ」は映画のコミカライズで女子高生が戦国時代にタイムスリップ物。絵柄的には柔らかめの雰囲気を感じます。
「戦姫絶唱シンフォギア」は来年からスタートのTVアニメに先駆けてコミカライズ。ツインボーカルユニットの女の子2人が歌で戦うという内容。歌に重点が置かれている作品で、アニメでも"水樹奈々"と"高山みなみ"と歌の実力もある声優に音楽は"Elements Garden"が担当といった強力な布陣。今回のコミカライズではアニメ本編前の話で、絵から歌は表現難しいですが物語設定は理解できました。歌や音、動きも加わったアニメ映像では、どういった作品になるか注目したいです。
ちなみに表紙のマクロスキャラ3人のイラストはすべて美樹本さんによる画です(「THE FIRST」と「F」のコラボは表紙のみ)。「F」のキャラを緊張しながら、楽しみながら描いた旨のコメントが目次欄にありました。「マクロスTHE FIRST」の本編では時空要素の展開が良かったです。
マクロス関係は30周年企画ページ、「マクロスプラス」のコミカライズの他に、マクロスFのコミカライズ「娘ドラ◎」も既存作ですが1話目が再掲載されています。次号には「マクロス30周年記念」小冊子が付録だそうなので、そちらも楽しみです。
1/500 太陽系連邦軍 旧地球連邦宇宙防衛連合艦隊 艦隊旗艦
同時発売のミサイル護衛艦はやや製作難易度が高いですが、こちらはそれほどでもなく、某アニメにも登場した名艦が再現できます。
ミサイル護衛艦同様、非常にシャープ且つ緻密な造形で、写真撮影を行うと、とても20センチ足らずの模型には見えないくらいです。
ただ、スケール表記的に首をかしげる点が幾つかありました。
同時発売のミサイル護衛艦と本キットは同じ1/500表記ですが、並べると同じスケールにはとても感じられません。
私感ですが、本キットはミサイル艦に比べて一回りスケールが小さい印象です。
特に艦橋部の窓サイズで比較すると、その印象は顕著だと思います。
更にスケールについてもう一つ。
このスケール表記(1/500)だと、当然某B社の1/500宇宙戦艦と並べたくなるのが人情だと思いますが、実際に並べてみるとサイズ一致感は非常に低いです。
艦隊旗艦が小さすぎる印象で、むしろ1/700や1/1000の宇宙戦艦と並べたところ非常にしっくりきました。
以上の結果、B社キットと並べる場合、艦隊旗艦が1/1000、ミサイル護衛艦が1/700と考えると良さそうな気がしました。
ただ、このB社キットとの比較については、当然ですがメーカーさんに全く責任はありません。
あくまで、某宇宙戦艦のスケールを意識したコレクションを検討される際の参考意見としていただけましたら幸いです。
とはいえ、同時発売のミサイル護衛艦とのサイズスケールにおける違和感は大変残念でしたので、★は控え目としました。
(ほぼ同内容のレビューを『ミサイル護衛艦』にも記入しています。続けて読まれたことで不快に感じられましたら申し訳ありません)
松本零士監修 「宇宙戦艦ヤマト」 大クロニクル
小学校5年のとき、本放送のTVシリーズに出会いました。
「今までの人生で出会った最高のアニメは?」と問われれば、この作品を選びます。
SPACE BATTLESHIP〜 の製作関係者には、冒頭の松本氏のことばを読んでいただきたい。
「〜(搭乗する乗組員一人一人が必ず地球に生きて返ってくるとの、確固たる信念と旗印の元に)
大宇宙の海を決死の覚悟で航海する戦闘用宇宙船として建造された〜」
先の皆様のレビューのように、最初のTVシリーズとその劇場版が大部分の内容ですので、
本のタイトルが誤解を招く可能性があり、評価としては★1つ減らしました。
宇宙戦艦ヤマト2199 (2) [DVD]
早期注文で1巻同様、
自動的に初回版になる模様。
初回特典の描き下ろしスリーブは
欠かせないコレクターズアイテムになります。
1巻の絵柄は地球をバックにしたヤマトの正面パースでした。
1巻の初回特典には
庵野氏のオープニングコンテ集も付いていました。
1/500 宇宙戦艦ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)
この模型を完成させて一番最初に頭に浮かんだのがこのフレーズでした。この模型よくできています。以前に1/350ヤマトも作成したのですがギミック満載のためイメージどおりに組み立てるには時間と腕が必要です。それにくらべこのキットはニッパーとカッター、ガンダムマーカーの墨入れ用を用意すればサクサクと完成します。もちろん塗装すればさらに完成度はあがりますが、そんなに気張らなくともカッコ良い宇宙戦艦ヤマトが完成します。昔プラモデルを製作したけどもう何年も作っていないし無理かな。そんな方の復帰第1作目としても最適かと思います。同スケールのデスラー艦やアンドロメダなんかもキット化されると嬉しいと感じています。
以上45歳のオヤジでした。