龍時 01-02 文春文庫
日本から一人でスペインへ向かった16歳のサッカー少年リュウジ
物語の王道をいく物語でした。サッカーに詳しくなくても楽しめました。
野沢尚の上手さは、ますます磨きがかかり、真正面から一人のサッカー
選手の浅春物語、成長物語を書いています。
「龍時01-02」を読み終わったボクは大きな満足感を感じました。
crystal (完全限定盤)
昔からのファンで、復活を待ち望んでいました。
CD帯に「最高傑作」と書かれていますが、
決して大げさではありません。
myspaceで試聴した時は、バラードばかりな印象がありましたが、
CDでフルで聴くと、どの曲もとても完成度が高くて、
限定盤にしたのがもったいない、もっとみんなに聴いてほしいと思いました。
発売日に購入しましたが、未だに毎日聴いていて、全然飽きません。
歌唱力もレベルアップしてるし、shela作詞の2曲も最高です。
はやく次のリリース情報が出てほしいです。もうすぐ10周年ですしね。
坂の上の雲 第3部 DVD-BOX
3年がかりの大作の、完結編です。
1年の最後の1カ月しか放送がない作品だったのに、
あっという間&心に残る作品だったと思います。
日露真っただ中、そして終戦となる今回の完結編。
作者の司馬先生が「戦争賛美」になりはしないかと、生前心配されていたため、
叶わなかったドラマ化だそうですが、その心配はないと思いました。
砲弾で次々と倒れていき、接近戦になればナイフや銃剣で刺し合い泥まみれで死んでいく両国の陸軍兵。
リアルすぎて、目を何度かそむけました。
そして、海軍の作戦参謀として、活躍したにもかかわらず、勝てたという喜びよりも、
人の死を見続け、それに苦悩する真之さんの姿を見たら、「戦争ってかっこいい」とは思わないでしょう。
陸軍の司令官として戦いを指揮するものの、兵を死なせていくことしかできない乃木大将の深い苦悩や
悲しみは見ていて苦しかったです。柄本さんの演技は、素晴らしかったです。
また、同じ女性として、目立つことはしないけれど夫や息子を信じ、
支え続けた、秋山家の女性たちや律さん、乃木夫人などの明治の女性の強さも素敵だと思いました。
今の平成の女性は同じ事…できないだろうなあ^^;
夫や恋人を支えるなんて、ダサいって思われてそうだもの−−;。
自由と引き換えに、本来の日本の女性が持っている強さを亡くしてしまってる気がします。
私は愛媛の生まれで、よく秋山兄弟と子規さんの故郷でもある松山にも遊びに行きますが、
未だに歴史の残る、とてもいい街です。
自分に自信を失いかけた時に見ると、
「少年同様の幼い国が、まっすぐにひた走って、がんばったんだぞ」
という、勇気をもらえるので、BOX1,2と購入しましたが、今回も楽しみです。
欲を言えば、1年間の大河でゆっくり見たかったですね。
文庫で8冊の大作を90分×13では、やっぱり短かった気がします。
NHKスペシャルドラマ・ガイド 坂の上の雲 第2部 (教養・文化シリーズ)
↑と言う理由です。特にペテルスブルグ宮殿を使っての撮影シーンは、ずっと待ち望んでいたので、じっくり画像と文章で楽しみたく、前のレビュアーの方が書いておられたとおり、お値段はちと高いとは思いますが(^-^;)まあ、日本史がからっきし駄目なので、その勉強代も兼ねて購入しました。
まず人間関係が難しいので、その点で画像付きで解説をして下さるのが非常に助かります。また舞台がロシアが多くなり、そのロシア人との関係もごちゃごちゃになってよくわからないので(@@)きっと・・・原作では消化しきれないと思うので、ゆっくり拝読してます。
特に、伊藤博文演じられる加藤剛さんの演技は、数年前から待って待って待って・・・待ち望んでおりました♪ですので、第一部はまだ買っていないのですが、この第二部は思い切って買いました。そして大好きな俳優の香川照之さん演じる正岡子規の死、そしてそれを看取る律演じる菅野美穂さんも大ファンなので、お値段分楽しませて頂いております♪
坂の上の雲 第3部 ブルーレイBOX [Blu-ray]
レビューをされている方の意見の中で、この「坂の上の雲」の主題が「オプティミズム」であると言われている方が、いらっしゃいましたが、僕も全く持って、その通りだと思います。そして、今の時代、このテのドラマで、スケール感や脚本の充実度、俳優陣の豪華さ&演技力などなど、色々な部分で満足しようと思うのならば、予算が潤沢にある(笑)NHKでないと無理なのだなということが、あらためてよく理解できました。一般的にドラマと映画を比較するのは、無理があるのは百も承知ですが、ヘタをすると、今の日本の映画界であれば、今回の「坂の上の雲」に対抗できる映画は、製作できないかも知れません(笑)