ヤダモン (CR COMICS)
昔、徳間書店から発売されていたコミック上下巻セットを一冊にまとめた復刻版。
内容はほぼそのままだが数コマ極微妙な加筆が見られる。
真ん中あたりに1ページだけ著者SUEZENさんによる中書きあり。それ以外は後書きも解説もないため少し寂しい。
巻頭4ページと表カバー折り込み部にカラーイラストあり。DVDや画集を持ってる人にとってはおなじみのイラスト。
表紙カバーは書き下ろし(CG彩色)。
パーコレイション (CR COMICS)
1990年代に刊行されていた、コミックガンマ掲載作品です。
中身は小中学生といった低年齢を対象として描かれた少女マンガ風ですが、相変わらず絵はお上手です。
ただ、表紙から別冊マーガレットのようなマンガを期待していた自分にとっては、対象年齢がかなり低くてちょっと残念でした。
話はこの1巻で完結するショートストーリーです。
「ヤダモン」の完成度があまりにも高かったので、どうしてもそれと比較してしまうのですが、
本作は1巻完結とページ数が少ないためか、
個人的にはテーマがやや消化不足のまま終わってしまったような感があります。
ヤダモン DVD-BOX 1
ヤダモンが見たくて、毎日走って帰っていた日々を思い出します。
マナティおぱさんが好きだった。クリーチャーアイランドにわくわくした。
なにより、天真爛漫なヤダモンと、それに振り回されながらもちゃんと受け止めて見守る大人達の関係が子ども心に響きました。
「あなたもヤダモンのように、ちゃんと愛されているんだよ」、と語りかけられているような10分間は、毎日の私の宝物でした。
おかえり、ヤダモン。
あなたは昔とちっとも変わらないけれど、私はもう大人の立場。 ジャンパパやジャンママのように、あなたを守り慈しむことができる大人であれたらいいと、せつなく願います。
頭がいい人、悪い人の話し方 (PHP新書)
こういう話し方、態度の人はこっけいだよ、という事例を集めている。体系的な整理ができているわけではなく、思いつくまま並べたように思える。事例の中に「根拠を言わずに決めつける」「ケチばかりつける」「少ない情報で決めつける」というのがあるが、この本の内容自身があてはまるのでは?と思ったりもした。
ただ、ナンシー関さんのようなひねりがあれば、一つのぼやき芸、おちょくり芸として成立するのかもしれない。