久遠の絆 -THE ORIGIN- 初回限定通常版
前作の久遠の絆2作プレイ済み、自分の中でベスト3に入る作品だと思っています。
つい最近までエロゲ化されたこの作品があることを知らずにいました。
シナリオが大部分変更され、エロゲ化・・・びっくりしましたが、全然アリですね。
アマゾンの評価で悪い評価が目立ちますが、妄信的な信者の大げさな評価だなと感じました。
大好きな久遠の絆を新たなシナリオで楽しめるのが幸せです。
内容もとても面白いと思います。
何よりこの値段・・・安い!すごくお買い得です。
久遠の絆 再臨詔
この作品を購入してから五年以上経ちますが、いまだに万葉さん意外のヒロインを攻略できていません。
理由は簡単で、万葉さんに感情移入しすぎて、他キャラを攻略しようとすると彼女が可愛そうになってきて挫折するからです。
一度のプレイが18時間ほどですが、一度バッドエンドに行き、どん底に落ちました。
万葉さんがかわいそうで可愛そうで・・。
一週間ほどブルーになりました。
主人公のヘタレさにハラワタが煮えくりかえるのですが、そんな怒りを経て、トゥルーエンドへたどり着いたとき、この作品が死ぬほど好きになります。
そして泣きます。
この作品はほぼ全曲が心に残ります。
そのどれもがとことん悲しい旋律で、これまた胃が痛くなってきます。
でもそれが、この作品をさらに良いものにしています。
社会人は長期休暇中にプレイしないと悲劇が起こるかもしれません。
久遠の絆・再臨詔 パーフェクトガイド (ドリマガBOOKS)
このゲームのトゥルーエンドを見ることはさほど難しくありません。
しかし複雑な分岐・その他エンドを全て見るためには、この本はかなり役立つと思います。
さらにシナリオごとの粗筋のページが大変充実しているので、攻略が終わった後も楽しめます。
(本当は小説版を出してほしいですが。)
CGも沢山掲載されていますし、ゲーム中とは違ったふんわりした色合いのポストカードが付いてくるのも良いです。
ただ、ネタバレとはいえ再臨詔編にほとんど触れられていなかったのは少し残念でした。
久遠の絆 再臨詔 -Portable-
今はなき『ナイスゲームズ』という雑誌で本作のオリジナル(PS版)のことを知って以来のファンで、PS版とPS2版をプレイ済みです。
今回こうして携帯ゲーム機で遊べるようになって嬉しく思います。
さて、本作はノベルゲームです。時々現れる選択肢によって物語の結末が変化していくのですが、そのときにとる行動によってはエンディングに至ることなく終わってしまいます。
以下、ネタバレ含みます。
エンディングはバッドエンド(デッドエンド有り)を除いて5種類あります。うち1つは、真(トゥルー)エンド後に見られるようになっています。
真エンドでは物語中で訪れる(体験する)各時代がいつなのか、と登場人物が表示されるのですが、そこで採用されているのが、「皇紀」という暦です。日本史に興味がある方なら知っているかも知れませんが、「皇紀」というのは、神武天皇即位の年を元年とする紀元で、西暦でいうところの紀元前660年が皇紀元年にあたります。(本年2011年は皇紀では、2011+660=2671年となります。)つまり、本作はこういうところも和風なのです。
他に、本作の特徴として、法術戦闘があります。そう何度もあるわけではありませんが、本作では唯一のアクション要素です。いたってシンプルなもので、目標を設定し、制限時間内に五ボウ(草冠に亡)星(星形)を描くというものです。何度かやっているうちにうまく描けるようになります、多分。
封入特典は、ブックマーカーで、各ヒロインの描かれたものが4種類入っています。ノベルゲームだからこその特典でしょう。ゲーム中のセーブ画面でも何頁(ページ)となっていることですから。
他は既に投稿されているレビューの通りです。やはり、オートメッセージ機能が欲しかったですね。メッセージスキップはあるのですが。
相変わらず「いいね」と思える作品でした。
(11/29) 後々叩かれそうなので(笑)、先回りして一点追加。
作中で一部のヒロインといちゃラブなやり取りがあります。なので、「そんなの見てらんねーよ。」という方は避けるが吉です。
久遠の絆 公式原画&設定集―Love&Death
久遠の絆本編の全原画とゲームの世界観などの設定を詳しく説明している資料集です。
「久遠の絆 再臨詔」に収録されているおまけの話、再臨詔編の原画や設定はもう一つの公式原画集「久遠の絆 再臨詔 公式原画集 solo」の方に収録されています。