Atomic Lullibies: Very Best of
ブロウモンキーズの良さというのはどうにも説明しづらい。スタイル・カウンシルの一番軽薄な部分をさらにチャラくしたような?ブルーアイド・ソウルというにはドクター・ロバートのボーカルはデヴィッド・シルヴィアンみたくフラットしてるし、屈指のレコード・マニアでありブラック・ミュージックマニアというには、メロディの幅も決して広くはない。でもブロウ・モンキーズ本当に今聴いても最高だと思う。アシッド・ジャズ・ムーヴメントには5年早くて、ブルーアイド・ソウルに括るには2年遅く、今のインディーシーンで出たら局地的な人気だけなら保証できる、不気味なヴィジュアル系プラスティック・ソウル。DJやってますがブロウ・モンキーズは今かけるとかなりイケます。ライヴ・サイドのシンセドラムの爆発っぷりも今だからこそジャスト!です…。
ベスト・オブ・ブロウ・モンキーズ ~コンプリート・シングルズ
全曲シングルヴァージョンと思いきや、11. The Day After Youはハウスリミックス、13. This Is Your Life(ヴァージョン1)は88年の(ヴァージョン1)ではなく89年の(ヴァージョン2)、16. This Is Your Life(ヴァージョン2)はリミックス"Ten City-Short"が収録されている。
Choices
趣味が高じてバンドを作っちゃったって感じのブロウ・モンキーズだったけれども、デビュー・ヒットの「Diggin' Your Scene」は結構センセーショナルだった。いま聴いてもスタイリッシュでとてもいい曲だ。決して巧くないが、ドクター・ロバートが自分で歌っているのがいい。はっきりいってB級だが、好きな音楽をやる愉しさが伝わってくる。「It Doesn't Have to Be This way」もいい。こういうキャッチーな曲をもっとたくさん作れば、もっと長く続いたバンドだったろうに。
Digging Your Scene: Best of
80年代ブルー・アイド・ソウルの名バンド、The Blow Monkeys の最新ベスト盤です。
The Style Council ほどではなかったですが、日本ではまずまずの人気でした。
Dr. Robert のソウルフルな歌声と、
サックスをアクセントにした独特のサウンドがカッコイイのです。
Digging Your Scene
It Doesn't Have to Be This Way
This Is Your Life
などなど
Music Club Deluxe 制作のこの充実した2CDセットで、彼らを満喫しましょう。
もう、心は80年代間違いなしですよ!!