「ケロロ軍曹」 宇宙でもっともギリギリなCD 全巻ストラップ付きであります!第4巻 (初回限定盤)
小雪の小さい頃からはじまる友情のお話です。主人公は小雪です。
はっきり言ってドロロの活躍はありません。
しかし、ドロロと小雪のコンビが好きな方は聞いて損はないです。むしろ原作でもあまり触れられていない小雪ちゃんの過去をこのCDで知る事で、これからの彼女たちへの見方がいい意味で変わって往くと思います。
今回のキャスト紹介はいつも以上に深夜ラジオの生放送なノリで、テーマ曲はモア、桃華、夏美、小雪の恋心を歌ったものになっています。
pure 2 〜be natural
家に帰って、テレビをつけても、暗いニュースしか流れない。
こんな世の中だからこそ、聞きたい音楽です。
心にじわじわっとし見込んでくる、それでいてえぐられるような深い感動
を聞き終わったあとには感じるはずです。
時代や、地域を越えて受け入れられる、そんな素晴らしい音楽です。
夏雪-summer snow-
何というか普通に面白かったです。
全体的に見て(特にキャラの魅力が素晴らしく)予想の斜め上だったかな。
シナリオ…この会社の製品をプレイするのは初めてですし、沖水ミルさんという方自体のシナリオに触れたのも初めてでしたが中々良かったと思います。
まず共通ルートが幼少期から始まり、主人公やヒロイン達が段々と成長していく過程が楽しめます(システム的には違う部分もありますけど、ねこねこソフトの「そらいろ」みたいな感じでしょうか)。
ヒロインは3人と少なめですが、どのキャラも魅力的で幼少時から成長していくにかけての変化をじっくり楽しめ、その為感情移入度も高いです。
ルート分岐選択肢は只の1箇所だけなのでゲーム性は皆無と言っても良いですが、どのキャラのシナリオも特に個別に入ってからはとても可愛く感じられて良いですね。
中でもHシーンは意外に淫語連発だし、表情や画も相まって個人的には甘くエロくで最高でした(どのヒロインも変態的にまで感じる部分も。ただ一部演出がチープな部分もありましたが)。
全体的なシナリオとしては伝奇というテーマも扱いつつもそれ程重くなく、どちらかというとライトユーザー寄りかもしれませんが総じて良く出来ているとは思いました。
ただその伝奇部分をもうちょっと掘り下げても良かったかな、と。
説明もしくは描写がやや駆け足気味でちょっとあっさり気味だったかも。
EDは基本ハッピーエンド(しかも3人とも全く違った結末)なので読後感は良いのですが、メインヒロインの夏雪(なつき)の運命が全く違い、ヒロインによってはやや受け入れ難いものもあるかな。
因みに攻略のオススメ順は(偶然ですがしっくりいったので)純葉→那有多→夏雪でしょうか(特に夏雪は最後の方が良いと思う)。
キャラ…攻略可能ヒロインは3人と少ないですが、その分どのキャラも非常に可愛かったです(特に幼少時と少年(青年?)時のギャップがたまらない…勿論と言うか後者がより良いです)。
主人公やサブキャラも中々で、キャラに関してはかなり満足。
欲を言えばおまけでサブヒロインの奈津(だったかな?)も攻略したかったですけどw
音楽…主題歌含め特に印象に残るという風ではなくまぁ良くも悪くも無難ですかね。
それ以上言うことはないです。
システム…一通りの基本的なシステムは揃っていて良いのですけど、クリックして次の会話に行くと前の音声が途切れる(継続しない)のは残念だったかな。
総評…細部(たまに「え?」「は?」「ここでこの台詞?」とか「こいつ何言ってるの?」とかなったり、場面が変わった時の時系列が若干分かり辛い等)で不満はあるけど全体的には中々上手く纏めてあって良かったと思います。
この会社の他の作品プレイしていないので比較出来ませんが、(評価とか見てると)5周年記念って名に恥じないものが出来たのではないかと。
特に本当にキャラに関しては満足で、キャラデザの方のファンになった位ですw
話は特に難しくなく、キツイ描写(表現)等も少ない温かい雰囲気のゲームなので、そういったのに嗜好が合っている人でキャラが気に入った人にはオススメかな(少なくとも損はしないかと思われます)。
P.S.因みに差し支えない程度にネタバレというか選択肢の結果ですが、「右→純葉ルート、中央→那有多ルート、左→夏雪ルート」という結果になっています。
つまり制作者の意図的に上から順番に選択肢選んで攻略していって欲しいとの意思表示だったのかな、と勝手に解釈してみたり。