ジョニー・ウィアー 氷上のポップスター [DVD]
2010年の冬季オリンピックでおそらく一番話題になったかもしれない人。
派手な外見とスキャンダラスな話題にミーハー的な興味をもって、このDVDを見ました。
初めの方にTVで流れた入浴シーンがあって、期待通り(?)でしたが、
見ているうちに、彼のフィギュアスケートに対する真摯な姿に感動してしまった。
入り口は興味本位でしたが、彼の本質を知って欲しいので、
この映像を一人でも多くの人に見て欲しい。
あの、入浴シーンですら、彼のクレバーな配慮だと納得できます。
義理人情に生きている彼のスケート人生は
日本人だからこそ共感できるのかもしれないと思ってしまう。
ジョニーに目が離せなくなりました。
喜んでファンの一人(エンジェル?)に加えて欲しい。
おそらく彼の素敵な人柄に同じように魅了されてしまって、
この骨太で密着なドキュメンタリーを製作した監督にも感謝したいです。
ただ、取り扱っている話題が現在の彼とは少しだけ過去なので、
星4つとしました。続きがあるのであればぜひ見てみたいです。
安藤美姫物語-I believe- (デザートコミックス)
正直、読む前は全然期待してなかったのですが(少女漫画ですし、よくありがちな安藤選手をむやみに煽ったりする内容だと思ってました)。しかし、漫画とは言えないくらい、徹底的に取材をされてから書かれた漫画だという事が解りました。民放TV局が取り上げてる安藤選手の苦悩はほんの一部にすぎず、人知れず凄い苦労と戦って来た安藤選手のひたむきさとか、努力家の一面を知る事が出来ました。恥ずかしながらいい年をして漫画を読んで泣けました。漫画という事だけで読む事を避けるファンも多いかと思いますが、とりあえず一読して見て下さい!〜漫画ゆえの多少の誇張表現はありますが、それも気にならない位の感動の方が大きいです♪
フィギュア・スケート ミュージック・セレクション 2010
私は真央ちゃん、大ちゃんや主に日本選手を応援してますが、今年は〈浅田舞&真央CD〉が、去年や一昨年のCDと多くの曲が重複してたりしてちょっと期待ハズレだったので、こちらのCDも思い切って購入してみました。
聴いてるとフィギュアの試合会場にいるみたいで、NHK杯やGPFの事が思い浮かんで来て、聴いてて元気が出るCDです。
お気に入りはやっぱり高橋大輔「Luv Letter」。普段TVやスケートリンクで見てる時は会場の音響が良くないのと、大ちゃんの演技の方に集中してしまうので、このCDで最高の音質で「Luv Letter」が聴けるのが良かったです。TVやリンク会場では聴こえなかったピアノの1つ1つの音の美しさや、ラストのキラキラキラ・・という部分の音とかがすごく綺麗で大感動しました。本当にいい曲ですね(*'-')b。小塚嵩彦「ギターコンチェルト」もお気に入りです(^_^)v
2枚組で、CD1が女子フィギュア、CD2が男子フィギュア(たぶん、そうだと思います。)になってるので、その日の気分で好きな方を聴けるのもいいです。
中身の解説はフィギュア・ファン歴の浅い私にとって、フィギュア使用曲と使用選手についての解説は有難いです。スピンの解説も興味深かったです。グランプリ・シリーズのTVを見てて好きになった選手(ライサ、アボット、アシュリーワグナーなど)の曲も沢山入ってて良かったです。
特に気に入ってる10曲位をi-podに入れて、通勤時間に聴いてます。来シーズンもこのシリーズのCDを是非発売して欲しいです(東京ワールドですしね(^3^)) ワーナーミュージックさん、期待してますよ(^_^)/
空に向かって
興味深かったです。
テレビでしか見ない安藤選手の胸中。練習に向けた感情の暴露などなど。
この頬のこけ方はちょっと…と思ってテレビを見ていた頃がありました。彼女が体型を気にしすぎて「食後に吐いていた」という文章を読んだとき、ああこういうことだったのかと納得、そして競技選手として陥ってしまった穴を見た気がしました。
身体を資本とする職業やスポーツ選手にはいちばん気を遣うことですよね。コンプレックスと見てしまいがちな。
なにより驚いたことが、浅田真央と一緒に練習をしていたというエピソードでした。
選手同士の交流なんて、そうそう知ることのないものですよね。
そうしたエピソードも読めて、面白かったです。
安藤選手が「コーチになること」を夢見ていることも、びっくりでした。