ホルスト:惑星
カラヤン指揮ウィーン・フィルの名演もあるが、こちらは、ベルリン・フィルの機能美をより発揮しているものとなっている。音色は濃厚であるにもかかわらず、しつこくなく、流れも美しいのは、さすがカラヤン!「惑星」は、6種類の演奏で持っているが、その中の最高峰と言える。
Vixen(ビクセン) アクロマート屈折式天体望遠鏡 GP2赤道儀シリーズ GP2-A80Mf (N) 39502-6
高倍率でもよく見えて土星の輪もまあ見える。
赤道儀なので逃げてもすぐ追えるし、
地球回転もわかって教育的。
星雲にはちょっと小さいけど大きいのは取扱いが大変だ。
というわけでお子様などに教育的に星を見せたい人には最適と思われる。
赤道儀が高いので安くあげたい人はポルタ70でいいかも。
ホルスト:惑星
「惑星」の録音で世間的に評価が高いのは、初演者であるボールト盤を別にすると、カラヤン指揮ウィーン・フィル盤やシカゴ交響楽団を指揮したレヴァイン盤らしいですね。
このCDは以前持っていました。オケは抜群に上手いのですが、英国音楽とは思えぬ節回しや場違いな派手で明るい音色が気に食わず処分してしまいました。オーケストラも指揮者も何か悪い勘違いをしているような演奏にしか思えなかったからです。
普段「惑星」を聴くときに取り出すのはグローヴス指揮ロイヤル・フィル盤やジェフリー・サイモン指揮ロンドン交響楽団盤などですが、オーマンディ盤と大きく異なるのは英国音楽としての佇まいです。
「惑星」は一般にはオーケストラのSFチックなショー・ピース的楽曲として認識されていますが、たしかに、それだけであれば機能性の高いベルリン・フィルやシカゴ交響楽団で十分だろうと思います。ですが、この曲は英国民謡や賛美歌の旋律が多く使われている紛れもない英国音楽なのです。
人種、国籍等で音楽を云々するのは間違いだという考え方もあるでしょうが、自分が生まれ育った国で小さな頃から慣れ親しんできた音楽は母国語に近いものです。日本人も、欧米人から「日本の音楽は韓国、中国の音楽とほとんど同じだな。」などと言われたら、思わず「それは違う!」と言ってしまうでしょう。
おそらく英国音楽の本質は他国の音楽家には理解するのが難しいだろうと思います。だから英国人以外は英国音楽をめったに演奏しないし、演奏しても頓珍漢な勘違いの演奏になってしまうことが多いのでしょう。ドイツ人がフランス音楽を演奏すると構築的で堅い演奏となってしまい、フランス音楽の持つしなやかさが失われてしまうのとよく似ています。
たとえばラヴェルの管弦楽曲をカラヤンがベルリン・フィルを振ったものと、クリュイタンスがパリ音楽院管弦楽団を振ったものとを聴き比べてみるといいでしょう。鼻っから楽器の音色がまったく異なることに気付くはずです。何でもかんでもベルリン・フィルとはいかないものです。
Vixen 天体望遠鏡 PORTAII A80Mf 39952
天体望遠鏡は小さい頃からの夢でした。
昔と違って手頃な価格で買えるようになりました。
子供とマンションの屋上(光害だらけ)で木星を見つけて
大感激です。
今度は暗い空でいろんな星を見てみたいですね。
夢が広がる買い物でした。
ホルスト:組曲「惑星」
カラヤンの一般的な評価と私の受ける感じが同じで、演奏解釈がドライすぎて音楽的深みが薄い印象になってしまうが、この「惑星」に関してはそのスマートさと無機的な感じが宇宙空間の広がりに通じるような神秘的な感じに表現されていて作品イメージと合っていると思う。
もちろんカラヤンなので演奏そのものと録音レベルは非常に高い。
昔LPレコードで新譜発売の頃、2800円で購入しても手持ちのステレオ装置ではなかなか原音再生にたどり着けなかったが、CDとオーディオ機器が進歩し、今あらためてすばらしい音楽と演奏に浸れるのはうれしいことである。