ぜんぶの後に残るもの
私は、この方の文章と感性の独特な先鋭さがとても好き。
日経新聞の夕刊に掲載されていたエッセイもリアルタイムで読んだとき、
なかなか、他の人がはっきり言えない感覚、でも市井の感覚、でも独自なもの
を打ち出しておられて、関心していました。
この本は、週刊新潮の連載がかなりの部分を占めるけど、
一部、震災直後の時期の日経夕刊のエッセイも交えています。
今の時代をより深く考えるために、
どのような力をもってしても「奪われないもの」とは何かを
震災後の今考えるために
この本を読んでみてください。
追伸:深刻な話ばかりではなく、つい笑っちゃう話ももちろん多いです。
(作者のファンにはいわずもがなでしょうが)。
キューティーハニー THE LIVE 2 [DVD]
第二弾ではついに、マーク武蔵さん演じるパンサークローの医療部門の幹部デューク渡が登場します。本来はアクションが専門の方ですが、独特の雰囲気と強烈なキャラクターに嵌ってしまうファンが急増中です。
また第五話では、水崎綾女ちゃん演じる青の戦士シスターミキの活躍が描かれます。業を背負った陰のあるキャラクターは、ある意味日本人好み。シリーズ後半では、主役のハニーを完全に食ってしまったのも頷けます。今までの明るく楽しいストーリー展開になれた人には、目から鱗が落ちるほどダークなエピソードです。
映像特典のハニーチャンネルは、如月ハニー編です。原幹恵ちゃんの素顔が満載ですよ。
ムーラン・ルージュ [DVD]
2時間の中で、これほどストレートに「愛」を駆け巡らすことのできたドラマって、ほかに無いような気がします。
どこかの流行りものの恋愛ドラマみたいにぐちょぐちょと福袋みたいに観客の涙をそそるだけの”押しつけるようなおまけ”はございません。だって、「愛」っていうものは、馬鹿馬鹿しいほど単純で、
実直なものでしょ?
映画ならではの「夢」を見させてくれる、そして、「愛」をストレートにぶつけてくる、疾風怒濤の情熱を見事にビジュアル的にも演出してくれている、
ありったけの思いを濃密に詰め込んだ時間をくれる映画です。
それになんといっても、舞台装置がすばらしい。。。
さすが、映画、過ぎ去った映像を見事に現してくれています。
私は、ビデオでは連続3回見ました☆
ちなみにサントラは、もう、擦り切れるほど聴いています。
愛で愛する、愛の映画です。