Essentials of Organizational Behavior (9th Edition)
~組織行動の本は、理論モデルと過去の古い事例のモデルの上辺だけをなぞった本が多いですが、実践的な言及が多く、例えば、評価の仕方、会議の進め方などにおいて、形式、思考選択回路、同僚/上司などそれぞれの立場の説明が詳細にあったり、最も卑近な例でいうと、昼食を何時にとるかというようなことも書かれていたりして興味深いです。管理者として何かを~~すすめなくてはいけない人に、考えるヒントになり、提案時の裏付け用参考書としても使えるかもしれません。~
デッドマン・ウォーキング [DVD]
死刑制度を目の当たりにできる作品です。
囚人としてくさっている場面、
死刑囚が気持ちをいれかえる場面、
執行前に遺族へ謝罪をする場面。
死刑は制度として存在するだけではなく、
人と人とのつながりの中にある処刑なのだと
僕は学びました。
ドラマチックな作品ではありませんが、
死刑制度を考える時、多くのことを学ばせてくれる作品です。
Dead Man Walking [VHS] [Import]
見所のあるドラマですが、エンディングはちょっと苦しい。被害者の遺族と加害者を同等に演出している訳ではないのが気になります。どちらかというとドラマチックな最期を飾るショーン・ペン演じる加害者に感情が流れています。それってどうなのかなあと思いました。難しい問題ですが被害者に対しての演出がちょっと希薄な感じがします。
サベイランス / 監視 <特別編> [DVD]
熾烈なIT業界の内幕を映画にすると、どうしても走馬灯的な
展開が多くなるけれど、この作品は違います。
UNIX(オープンソース)対市場独占大企業(某M社)という現実
をそのまんま劇中でも対決させ、さらに世界中を独占する狂気の
最高経営責任者とガレージでアメリカンドリームを掴もうとする
コンピューターおたく達の戦いを、余計な説明無しで単刀直入に
描いてあり、好感が持てます。
メガネを掛けたティム・ロビンスは、まさにハマリ役。萌えます。
クレア・フォラーニの非常にレベルの高い演技にも拍手。
IPアドレスを打ち込むスリリングを体験できるのはこの映画だけ。
The Shawshank Redemption [DVD] [Import]
2001年松竹リリースのDVDから今回BDに買い替えました。これまでに、数度の衣替え&公開10周年ボックスも出ましたが、スルーしてました。今回のBDには、ボックスの映像・音声特典が全て入っているようで、それらが見れたので、満足しています。
特典映像はSD解像度です。特典を見ながら、他の人はどう感じているのか、そして、こんな映画をどうやって作ったのかというのを知ることができるのはとても楽しいです。また違った角度で作品を見直すことができます。どの特典にも役者本人が出てきて言葉を語っているのが印象的です。脇役の方たちの素晴らしさも改めて実感しました。
見るたびにいろんなパワーを与えてくれる稀有な映画ですが、自分は最近、この2時間数分の中に流れる20数年という時の長さというか重さを実感としてわかってきて、最初に見た頃とはまた違った感動を覚えます。
短編「The SharkTank Redemption」は文字通り、本編のパロディですが、どうしてどうして、結構まじめな出来です。転職する/した人には何かしら感じるものがあるはず・・・。妙なリアリティがあります。主演のアルフォンソ・フリーマンは、モーガン・フリーマンの息子さんです。本編にも出てます(有名ですかね)。
本編の画質ですが、正直、BDというにはがっかりな出来です。最近の映画のBDのような高精細な画面を期待して見るとちょっと肩透かしな感じ。VC-1で、ビットレートはほぼ10〜15Mbps前後をうろうろしてます。#ワーナーだからしょうがない?
PS3、DMR-BW930でアプコンしたDVDも見直してみましたが、DVDが意外にも頑張ってるので驚きました。でも、そのあと、またBDを見てみると・・・やっぱり細部の描写はBDが上。字幕は文句なくBDがキレイです(苦笑)。この先、また何周年かのたびにリリースされる可能性大ですが、この映画が好きで好きで、現時点で最良の画質で見たい方はぜひどうぞ。
パッケージの酷評には正直驚きました。ここまで嫌われるなんて・・・。みんなの中にそれぞれの「ショーシャンク」が出来上がってる証拠でしょうか。でも映画ファンなら誰でも絶対見たことある、映画アートのあのDrew Struzanですヨ。特典のショーシャンク・コレクションには、10周年記念にフランク・ダラボン監督自らDrew StruzanとSebastian Kruger(こちらも有名らしい)に作品を依頼したことが書いてあります。Drew Struzanには圧倒される!とメッセージを寄せてます。自分は彼の絵、大好きです。まあ、たしかに本編と合っているかと言うと、微妙ですけど。もう一枚の牢屋越しの絵の方がいいかも。
蛇足ですが、映画好きな方は、Drew StruzanのオフィシャルHPを一度のぞいてみて下さい!きっと楽しめると思うので。彼の作品をほとんど見れるように思います。こんな絵も描いてたの?とびっくりできるものもあるかも!?