永遠のモータウン [DVD]
私はミュージシャンの端くれです。この映画は泣ける。切ない。
もちろんファンクブラザーズは別格ですが、似たような状況は日本にもあります。
皆さんは自分の好きな歌を誰が演奏しているかご存知でしょうか?
ポップスでは演奏家に光が当たることは稀で、そのへんの駅前カルチャーセンターで
誰もが知る大ヒット曲のプレイヤーが細々と講師をしているなんてこともよくあります。
レストランで自分がギターを弾いた曲がかかったので、思わずウエイターに
「このギターはぼくだよ」と言いそうになって、でも言葉を引っ込めてしまう、
というエピソードには涙が出ました。
不遇の時代を乗り越え、いなくなってしまったメンバーもいるけれど、再び集まった
彼らの充実した表情、そして誇り高き演奏には胸がジーンとさせられます。
音楽を愛する全ての人に見て欲しい映画です。
ハッピー・フィート
初めてこの映画の予告を観たのは、昨年秋。
「?」
が頭の中を飛んでいる内に、ペンギン達(アミーゴス)は見事に「マイ・ウェイ」を歌いきりました。
しかも、明らかにラテンなリズムと英語でない言語で。
続いて同じ映画の予告。
更に「?」が続く中、
赤ちゃんペンギンが、見事に、見事にタップを踊りきりました。
思わず映画館の中で小さく拍手をしてしまったくらいに。
本編の映画(多分、「メトロに乗って」だったと思う)の印象よりも、この映画の予告編が
印象に強く残りました。
タイトルが「ハッピーフィート」であること、
多分、ペンギン達が主役の、多分(ペンギンがいるから)南極が舞台の、
きっとCGアニメ映画に違いない、という程度にしか内容が見えない映画の予告。
使われる曲がスゴイのばかりなので、サントラが出たら是非買おうと思っていましたが、
ようやく発売日決定です。
サントラもちろん買いますが、映画も必見です!
マトリックス
☆CD『マトリックス オリジナル・サウンドトラック』日本盤の感想☆
1. ロック・イズ・デッド / マリリン・マンソン
2. スパイブレイク (ショート・ワン) / プロペラヘッズ
3. バッド・ブラッド / ミニストリー
4. クラブド・トゥ・デス (クラヤミノ・ミックス) / ロブ・D
5. プライム・オーディオ・スープ / ミート・ビート・マニフェスト
6. リーヴ・ユー・ファー・ビハインド (ルナティックス・ローラー・コースター・ミックス) /ルナティック・カーム
7. マインドフィールズ / プロディジー
8. ドラギュラ (ホット・ロッド・ハーマリン・リミックス) / ロブ・ゾンビ
9. マイ・オウン・サマー (ジャヴ・イット) / デフトーンズ
10. ウルトラソニック・サウンド / ハイヴ
11. ルック・トゥ・ユア・オーブ・フォー・ザ・ウォーニング / モンスター・マグネット
12. ドゥ・ハスト / ラムシュタイン
13. ウエイク・アップ / レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
映画本編は観ていません。HR/HMとエレクトロニカのミクスチャーを基調とした曲ばかりで統一されていて、ミクスチャーロックのコンピレーションアルバムとしても完成度が高く、映画本編を観ていない自分でも十分に楽しめました。HR/HMのファンの方にお薦めします。
ヒストリー パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1
キングオブポップジャパンエディションやエッセンシャル、デンジャラス他
のCDやDVDでマイケルの名曲は大体聴いたと思っていた自分ですが、
このアルバムを最近やっと聴いて、改めてマイケルの偉大さ
を再確認しました。まだまだじゃんじゃん素晴らしい曲が出てきました。
特に「リトルスージー」には衝撃を受けました。
歌いだしから胸に響く美しく切ない歌声とクラシックを思わせるメロディー……。
すみません。うまく表現できません…。とにかく聴いてみてください!!!
内容はスージーへの鎮魂歌です。
もっともっとメジャーになるべき傑作だと思います。
トゥー・ブラザーズ コレクターズ・エディション [DVD]
美しい虎の兄弟の物語です。本当に美しいです。
生きていくために、虎は狩りをしなければならない。人は愛する人達を守らなければならない。そんな譲れないものが重なってしまったとき、この哀しい兄弟に降りかかる運命のようなことが起こってしまうのではないでしょうか。
美しく気高く聡明な両親を目の前で殺され、別れ別れになっていく兄弟。人の思い。欲望。そんな運命に巻き込まれ、それでも信じることをやめない美しい虎の兄弟。見ていて本当に美しく、心が洗われるようでした。人間同士でもこんなに心から信じあうことはあまりないのではないでしょうか。しかしこの兄弟はこんなにも純粋に信じることが出来る。信じることは何より気高く美しいです。
画像の美しさもさることながら、何より「動物を大切にしないといけない!」や「人が何もかも悪いんだ!」といった押し付けがましいものがまるでなく、同じ地球に住む生き物として、もっと分かり合うことが必要なのだということに気付かされました。皆が忘れているけれど、きっととても大切なことです。そういった面で、今までの動物映画で感じていた押し付けがましさがまるでなく、本当にピュアな心でこの作品を見ることが出来、これは動物映画では初めての感覚でした。最後のシーンにも鳥肌が立ちました。この映画から多くの大切なものを学びました。どんな年代の方にも見ていただきたい映画です。