余命1ヶ月の花嫁 メモリアル・エディション [DVD]
わたしは映画を見て「生きてる・・・」のセリフに最初は疑問を感じ得ませんでした。10年前に突然の急性心筋梗塞‐危篤からの生還〜入院中の敗血症‐危篤からの生還〜入院中の腎梗塞 3度の危篤。
その間すべて意識がありました。「生きてる・・・」のセリフは生き残った人のセリフではない。病気と闘っている人の息絶え絶えの中で振り絞って自分にも言い聞かせるように言っている今の、その瞬間の言葉です。いつ死んでしまうかもしれないと、病院のベットで横になっていると感情の無い表情・感情の無い言葉などがあることに気付きます。
「生きてる・・・」の言葉はそういうことなのです。わたしも入院中(40日間)半分は苦しい日々でした。残りは身体を動かせるようにして、自分の身体で歩くことが目標でした。
リハビリ〜社会復帰に6カ月かかりましたが、復帰後1年で退社に追い込まれました。
みんなのレビューにも書いてありましたが、病気は周りの家族・同僚・知人など皆を巻き込みます。そして病気は、特に巖・心筋梗塞など完全完治はないとわたしは思います。わたしも左心房をやっていますし、腎臓も3分の一壊死しています。次に血栓による梗塞が生じた場合助かりませんといわれています。
病気の発症〜入院〜退院で終わりでは無いことを、知ってもらいたいです。
死んでしまう場合もありますし、生きて行く為には、心と身体に大きなハンデをしょっています。
少しずつでも良いので気付いて、わかってもらいたいです。
俳優のみなさん・映画に携わったみなさんには「ありがとう」と言いたいです。病気の症状の細かい演技などはわからなくてしかたないと思います。ただ、「無表情の表情・無感情の言葉」は大病の経験がある方はわかると思います。
映画で取り上げてくれたことで、多数の方に病気を知ってもらえたことに感謝します。
今あるガンが消えていく食事 (ビタミン文庫)
ガンは、部位によって患者によってそのタチ(質)がマチマチ・・・
どうやらやっかいなことにカスタマイズされているらしい。
抗ガン剤、手術、放射線の三大療法でマニュアル通りに処置してしまう
医師と出会うか、患者の体力・免疫力を考慮して「さじ加減」できる医師と
出会うかによって運命が決まってしまうのは恐ろしい。
病を見て人を見ず・・そんな医師に任せておけない。
著者は、三大療法を否定せず患者に応じて行い、加えて食事療法を提唱している。
塩分、動物性脂肪・タンパク質の制限し、野菜・果物・キノコ・海草の摂取・・
実践しようではありませんか!!本人も家族も諦めてはいけない!!
食事療法の本は多いが要注意。まず臨床経験の多い医師であり、かつ三大療法
以外に何か治療方法が無いか常に思考していることが重要だ。
絶対に特定の健康商品に誘導したり、特定の成分だけを盲目的にPRしてある本を
信用してはいけない。
Stronger Than Before
とっても落ち着いた感じが印象的なアルバム。
新しいアルバムでありながら、
全盛期のオリビアを思い起こさせるパッセージも多く、
以前から知っていた音楽であるかのような錯覚に陥る。
2006年3月の来日公演で披露してくれた5曲はどれも素晴らしいできだ。
タイトル曲Stronger Than Beforeはとっても感銘深い曲で、
多重録音の声も、やっぱり美しい。素朴なだけに心に響く。
愛娘Chloeさんが作詞したCan I Trust Your Armsは、
詞もさることながら、オリビアの曲作りの腕前も楽しめる。
「Elton Johnのようにいかないわよ」っていいながら
弾き語りで歌ってくれたステージも感動的だった。
リメイクしたDon't Stop Believin'もとってもいい感じ。
初出のヴァージョンも大好きだけど、これもとってもいい。
本人を含めたバックコーラスもとってもアット・ホーム感じがする。
最後の曲Serenityは、今のオリビアにとってもふさわしい曲だ。
色々な辛い経験を生き抜いて歌い続けてきたオリビアからの
平和の祈りの歌のようで、本当に心に滲みる。
他の曲もとてもいいできで、久しぶりに嬉しいCDです。
私は本当に癒やされる気持ちでこのCDを繰り返し聞いています。