オリジナル・サウンドトラック「コンスタンティン」
ジャケットを含め、全体を通してみるならば、ブライアン・タイラーとクラウス・バデルトの比率は、6:4といったところでしょうか。もともとタイラーがメインなので、仕方ないといえば仕方ないのですが。
しかし、曲自体はバデルト色が結構目立っています。どの曲のどの部分をどっちが書いたとかはわかりませんが、聴いていると、『K-19』、『プレッジ』、『リクルート』、『タイムマシン』あたりの曲の感じが強く出ています。バデルトお得意のヴォーカルも健在です。
曲全体としては、映画に沿ってダークな感じで、とても怪しい雰囲気をかもし出しています。もちろん、かっこいい感じの曲もあり、24トラック(最後)の「Constantine End Titles」などは、本当に映画の最後を締めくくるのにぴったしな一曲です。一曲、一曲違う顔をしているので、何度聴いても面白い作りになっていると思います。
ただ、バデルトの作品は『パイレーツ・オブ・カリビアン』しか聴いたことがないという人がバデルトの作品として聴くと、曲調が全く違うので少々聞きづらいかもしれません。むしろ、タイラーの作品を聴いたとこがある方のほうが、すんなりと受け入れられるかと思います。
ちなみに、バデルトによって作曲された曲は、18トラック、24トラックです。
ともあれ、タイラーとバデルトのコラボレーションの結果、二人の特徴が随所に現れ、その魅力が見事融合された作品です。二人のファンの方には、ぜひ聴いてほしい一枚です。
Constantine: The Hellblazer Collection (John Constantine Hellblazer)
映画『コンスタンティン』は、元々アメコミの『ヘルブレイザー(Hellblazer)』が原作です。
主人公の名前は同じ、ジョン・コンスタンティンですが、ヘルブレイザーでのコンスタンティンは
金髪でピンストライプのスーツ、茶色のトレンチコートを着て、彼女が複数おり、彼氏も複数いる…という人で
ストイックな印象の、映画版のコンスタンティンとはちょっとキャラが違います。
映画版のコンスタンティンを、ヘルブレイザーの人たちがコミカライズしたものが、これです。
なので、表紙は写真っぽく見えますが、中身はアメコミです。
映画に登場したキャラクターがコミックに出演しているので、違いを比べると面白いと思います。
CONSTANTINE
コンスタンティンの映画をもっともっと詳しくしたようなゲーム。内容的には星★★★★★。とても面白く、ゲームとは思えないほど。内容的には素晴らしい出来!
しかし酔いました…そして悲しきかな、操作性も悪い。慣れるまで結構大変だったり。。。バグもいくつか発見しました。(デーモンが地中に挟まった、完全に出られない場所がある等