それって、大人のADHDかもしれません (アスコムBOOKS)
良書である。
反論できるところは2つある。
一つはアスペルガ―の特徴が混同されているのではないか、あるいは特徴の違いが書かれていないのではないかという点である。
もう一つは、著者のプラス面のアピールが小さすぎることである。かなり強調すると嫌味な文章になるので仕方がないが他人から認められた、あるいはそう思われたことは書いていいのではないだろうか。
しかし、これ以外の記述は素晴らしい。特にADHDの有名人と例を書いたところが参考になった。特にエジソンやアインシュタインの例が面白かった。
この本は大変良書である。この本を読むと才能と狂気は表裏一体、個性に振り回されてうまく生きられない人は数多いるということを思ってしまう。
育てにくい子にはわけがある―感覚統合が教えてくれたもの (子育てと健康シリーズ)
自分の教育が悪いのだろうか、
周りの人の冷たい視線、しつけが悪いのだろうか。
そう思ってたところにこの本、
育てにくい子にはわけがある!と言われただけでも
なんだか救われました。
読んで学べるADHDのペアレントトレーニング
小学校二年になってADHDの症状がひどくなりいろんな本を読みましたが、理解や説明の本が多い中この本は、親がどうすべきかを具体的に書いてくれていてしかも読みやすくて気に入っています。
この本の通りにやってまだ1ヶ月ですが、いかに自分が子供の欠点ばかりのさがしていたかがよくわかり、この子を造ったのは私!?って思ってしまうくらい子供が変わってきました。この対応はこの期間やってみましょう。とかなり具体的で講座のテキストのようです。
嫌な子・ダメな子なんて言わないで―ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ子の姿と支援法
保育士をしているのですが、書店でこの本を見つけた時は、
思わず「あっ、これだ!」と叫んでしまいました。
この本は第1部が実際に子供とともに悩み、苦しんだお母さんのエピソード満載、第二部は学校での対応方法、第3部に医学的な視点からみたADHDについて簡単、わかりやすく説明してくれています。
とくに、私にも学校で問題児といわれた息子がいるので、第1章ではお母さん方に共感して涙ボロボロ、第二章は教育者の視点で、自分に何ができるのか、ヒントをたくさんもらいました。
絶対に参考になります! 保育園でまわしよみしました!
ADHD 注意欠陥多動性障害の本 (セレクトBOOKS育ちあう子育ての本)
イラスト主体で読みやすい上に、情報量が多く広範囲をカバーしたADHD本の決定版です。
専門書を読む時間的余裕のない現場の先生にもってこいだと思います。
・原因・薬物療法について最新の知見が入っています。
・対応も、最重要課題の決め方、ABA(ごほうび・ポイント制)の活用、高校大学以降の支援法など、今までのイラスト主体の本にはカバーされていなかった情報が満載です。
・一番驚いたのは、父親、祖父母が障害でないと反発して言ってくると予想されるセリフと、それに対する上手ないなし方まで載っていること。至れり尽くせりの一冊です。