ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
ゼビウスブームの当時、自ら筐体ごと購入し、レコーディングの合間に遊びまくっていたと噂されていた、有名人ゲームマニアの元祖、細野さんが趣味全開で出したアルバムがこれ。当時はアナログLPレコードでの発売だったが、潜在需要が相当あったらしくスマッシュヒットになりました。これでゲームミュージックは商売になると見た各レコード会社から、続々とタイトルが発売されていったのでした。しかし元祖といえども、このアルバムに収録されているサウンドは今も全然色あせていませんね。元曲自体の良さもありますが、細野さんのアレンジもいいです!その後に雨後の竹の子のように出てきた、単なるゲームサウンドを録音しただけのアルバムとは一線を画していますね。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(初回生産限定盤)(DVD付)
ノエルはいい曲書きますね。期待通りでした。個人的なお気に入りは4、9、10です。特に9はAメロからサビの部分がヤバいです。間奏もボーカルも無敵。個人的にはこのアルバムで一番。 4はライナーにもあったようにImportance of being idleを彷彿とさせる曲です。当然、曲自体は全く別物ですからマンネリ気味では無いです。「うぇぇヤベェかっこいい〜」ってなること間違いなしです。 10に関して言えばぶっちゃけ「リアムが歌ったらどうなるか」を考えてしまいました。ノエルが歌ったものも最高ですが、違うタイプの色がついた曲になってたはず。 Don't look back in angerやLylaのような壮大な曲は無いですが、Falling DownやMaster planが好きだった人!買わなきゃ損します。
アイリッシュ・ツアー1974~スペシャル・エディション [DVD]
個人的にはロリーのベストアルバムと思っている「タトゥ-」のメンバーのライブです。晩年のロリーもパワフルでしたが、この時が一番だと思います。裏ビデオでもこの時代の曲は少ないので、貴重だと思います。また、ライブだけでなく、オフステージでのロリーの素顔が見えるのも感動物です。やっぱり、ロリーはナイスガイです。(時代が古いので、画像はそれほど綺麗ではありませんが、裏物に比べたら文句なしです。)
Fresh Evidence (Reis)
ロリー最後のオリジナルアルバム、11枚目で90年リリース。
駄作無しだったロリー、最後のスタジオ盤も素晴らしい出来。
なんといっても音が多彩。アコーディオン、ピアノ等鍵盤、ホーン、ハモニカやシタール?ドブロやアコギが入り、音楽性の幅も良い意味で広く、ロリーのボーカルも渋みが増してきていて、曲調にもばっちり合っているトラックが目立つ。しかし相変わらずハードブルースな#1をはじめ(ルーのピアノはやっぱり良い!)今までのファンにも訴求しているあたりは流石。
他、ジャズ調、トラッド、ブルース等あり何れも佳曲。
ブルースギターリストとしての印象が強いロリーだけども、こういったルーツィで渋めの方向性でもセンスの良さを発揮しており、今後が期待されていただけにこれが最後なのはあまりに寂しい。
ボーカリスト、ギターリスト、ソングライターとして独特の魅力(個人的には熱さと素朴さを兼ね備えたブルースロッカーという魅力に最も惹かれる)を味わうことの出来る名盤。