親愛なる君へ
一時期にはポップス系にシフトした感もありましたが、このアルバムは本当に柴淳の声そのものを非常に大切にしたアコースティックなアルバムで、すばらしいと思いました。
じつは柴淳の曲は一時期曲調が変化した感を受けたため買うのを止めていましたが、他の方のコメントを読んでいるうちに買ってみたくなり、買ってみたら・・・「素晴らしい!」となりました。
音楽は最低限に抑えた感があり伴奏に徹している感じで、ピアノの音の深さも柴淳のすばらしい歌声とマッチしていて美しい世界をかもし出していますね。
独特のけだるい感じから入ってくるこの感覚は本当にくせになります。
すばらしいです。
何度か聞いて、このアルバムがこれまでのどのアルバムよりもすばらしいことを実感しています。
突出した目立つ曲はないのですが、全曲に渡る深い味わいがなんとも言えずすごいです。
一貫した味わい深い雰囲気、大人の気品を感じさせる、感動の一枚だと思います。
全曲に渡って聴くことで、深い世界へと誘われる感じです。
Bedtime Music
西村由紀江さんのピアノ曲はもともと定評がありますが、その中から落ち着いたタイトル通りベットタイムに聴きたいような楽曲をうまくチョイスしたなぁ…という感じです。同日に発売されたベストアルバムでなく、曲を聴きたい場面に合わせたいという方にはいい感じに仕上がっているんじゃないでしょうか。
親愛なる者へ(紙ジャケット仕様)
70年代では最高傑作だと思います。暗いふられ歌のイメージが強かったころですがこのアルバムには応援ソングが多いです。元気がないときに聴くとパワーをもらえることでしょう。楽曲レベルもそれまでの作品より成長していると思います。紙ジャケはみんなが言っているようにお粗末です。紙ジャケとはLP盤を忠実に再現するとともにリマスターでクリアな音にして発売することに意味があるのに、帯もないしリマスターもないし紙ジャケの質もかなり安っぽい。ヤマハも無駄な仕事してるなと思わせられますが作品は名盤です。
親愛なる者へ
みゆきさんの過去の作品は大勢の方に好かれています。ファンの中では、過去派と最近派に分かれていますが、なんら悪いことではありません。みゆきさんは、『人の感情』を描いているわけですから。時代が進もうとも、心まで順調に進む方は多くはありません。もしかしたら、『未だに』という方もいるでしょう。だからこそ、『今だからこそ』聞きたいのではありませんか。私は、昔も今も好きです。重い面もあれば軽快なものもある。でもデビュー当時から、『芯』のある内容ばかりです。このアルバムには、ファンの方からも人気な曲が数多く入っています。夜会で使われた曲もあります。私はどの曲も好きですね。一番目から衝撃的です。