東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組) [DVD]
かなりヤバかった映画ですね。3年前に母を亡くしてる自分にとって主人公のボクにはかなり共感できました。
オカン役の樹木希林とオトン役の小林薫は言うこともなく完璧だったし、ボク役のオダギリ・ジョーは原作者リリー・フランキーと雰囲気が似ているし、オカンとのふれあいもナチュラルでうまかったです。ハマリ役ですね。
途中何度も涙腺が緩みましたが、ボクがオカンに最後にかける言葉や、ラストのセリフはひたすら優しくて、朗らかで感動が高まりました。
実際に母親を亡くしてる人には・・一人で鑑賞することをお勧めします。
ソラニン
劇中で宮崎あおいさんは
ソラニンという歌は
恋人の別れの歌と初めは解釈して自分もそうだと思いました。
しかし最後にこの歌は
過去の自分と決別するための歌だと気づき吹っ切れた感じで歌っていて自分は
そこで本当に泣きました。
この歌はすごすぎる。
昨今某番組が音楽とも呼べないものを金儲けの為に乱発しているがこの歌は音楽とは何かということを思い出させてくれると感じた。
神様のカルテ スタンダード・エディション【DVD】
ちょっと変わり者の若い医師を主人公にした青春ドラマ。
大学病院での先進医療と終末医療、過疎地での地域医療などが
出てくるが、それぞれについて深く言及してるわけではなく
あくまでドラマの要素の一つ。
そういう意味では医療ドラマとは言い難い。
良くも悪くもそれほど深みはないし、医療が抱える問題について
意欲的に踏み込んだ作品でもない。
扱っているテーマは普遍的な医療ドラマでよく見る風景です。
主演の桜井翔は決してうまい役者ではないが、朴訥とした
キャラクターを丁寧に演じていたと思う。
彼の妻役の宮崎あおいは緩めの演技ながら、やはり出てくると
存在感が際立つ。彼女はもはや佇まいだけで他の俳優さんを
食ってしまうほどですね。
他の俳優陣も悪くなかった。池脇千鶴、要潤あたりは好演していた。
映画全体としては、やはり原作物の宿命か話を端折っている感が
否めず唐突な場面が多く感じられ消化不良ぎみ。
主人公の先進医療への興味や出世と泥臭い地元病院での日常との葛藤、
加賀まり子扮する末期患者との関わり合い、妻との関係性、
住んでいる一風変わった下宿での人間ドラマと、盛り込み過ぎた
ために全部が中途半端になってしまった。惜しい。
1クールドラマならそれぞれの要素を丁寧に描けると思うので、
テレビドラマ化してほしいですね。
できれば日テレ・水橋文美江あたりの脚本で。
Panasonic ステレオヘッドホン(ホワイト) RP-HTX7-W
たくさんのレビューがありますが、この商品に関しては、
音質は二の次でも構わない、という人にオススメしときます。
ただ、「音質が悪い」という意味ではないです。
価格帯からいってポータブルオーディオで使用したいという人が多いのではないかと思いますが、
音質で言えば、全般的なポータブルオーディオ付属のイヤフォンと比較して、
顕著な差が出るほどの高品質ではない、ということです。
もっとも、付属のイヤフォンが実売2000円程度の品質だろうという前提での話ですが。
音質にこだわりたいなら別な商品を探したほうが賢明かと。
音質のコストパフォーマンスはまあまあ、悪くはない、といった程度というのが個人的な見解です。
この商品は、デザインが気に入って、なおかつ付属イヤフォンぐらいの音質なら全然聴いていられる、
という人が買うべきです。
フィット感は良好で、1〜2時間程度の連続装用なら耳は痛くなりません。(個人差はあるでしょうが)
それから片出しコードなので絡まない、といったあたりもセールスポイントといって良いんじゃないかと思います。
折りたためないのは若干不便ですが。