うさぎドロップ 【初回限定生産版】 Blu-ray 第4巻
全話を通して心温まる良い作品でした。りんやダイキチだけでなく誰もが心優しくて感動しました。
とくにコウキママの愛おしいまでの優しさは女神のようで、彼女の温厚な人柄とかわいい大人女性の魅力に惚れちゃいました。
声優さんの透き通る包容力のある優しい美声がコウキママの魅力そのものです。
ぜひ家族で見てほっこりしたい優しい秀作アニメです。
ティル・ナ・ノーグ ~悠久の仁~
このシリーズは、こちらのソフトで初めて触れました。
100億通りの物語、という触れ込みですが、
実質は数通りのメインシナリオと数百のランダムイベントの組み合わせの物語、かと思います。
3D全盛の現代に2D見下ろしマップだし、
グラフィックもPC・PS2と同じなのか結構ボケてるし、
某誌のレビューで書かれていたほどは酷くは無いけど、
確かにロードもちょっと多い。
シナリオも大作RPGのような劇的な物語が待ち構えているわけでもない。
システムも不親切な部分が多い。
けれども、面白いです。
プレイ感覚は古き良きRPG。
EASYで遊んでもちょっと厳しめな難易度と、宝箱の眠るダンジョン。
ルナドンやローグライクというよりは、昔のドラクエなんかに近いかな?
仲良くなった仲間が戦闘で死んでしまったとき、
他の仲間達が死を悼む様子(喜ぶ場合もあります)や、
別れた仲間から届く手紙、
そういったこまごまとした部分が凄く楽しいです。
個人的には何処を歩いていても地名がついているのも楽しい。
「○○の町へ行け!」なんてRPGでよく言われるけど、
その周辺の平原や、森や海岸に名前がついてるなんて、あんまり無いじゃないですか。
まあ、お陰で実際に「○○海岸でお前を待つ者がいる…」なんて
言われたときに、何処へ行っていいものやらさっぱり分からなかったりするんですが。
(地名も場所もシナリオコードごとに異なりますしね…)
道に迷ってふらふら歩いていて、夜になって明かりが灯り、
ああこんなところに町があったんだ!
という感動を覚えるのも、何だか実際に旅をしている気分になります。
とまぁ、以上のようなことに惹かれる方にはお勧めです。
ついでに私はまだ遭遇したことがありません(PSP3000、システム5.5環境)が、
フリーズも多いらしいので、プレイされる際は、こまめなセーブをお忘れなく。
春の居場所 [DVD]
堀北真希が出ているから見てみたが、彼女じゃなかったらなんだろうこれ?っていう感じの作品だと思う。
最後の10年後のエピソードは特にこの作品をチープにしてしまっている気もするし、全体的に三流短編ドラマの雰囲気が出ている。もっと主人公のココロの中にフォーカスをあてたりと工夫すれば良いと思うが、いかんせん開発規模が小さいのでしかたが無い所だろう。